無人島に、1冊もっていくなら『歎異抄』
日本人に「生きる力」と「心の癒やし」を与えてきた古典が『歎異抄』です。
「無人島に、1冊もっていくなら『歎異抄』」といわれ、多くの人に愛読されて
いる理由も、そこにあります。
本書には、『歎異抄』の分かりやすい現代語訳と、詳しい解説が掲載されていま
す。800年の時を超えて、親鸞聖人と弟子の対話が、生き生きと伝わってきます。
『歎異抄』の楽しさ、深さを学ぶ決定版であり、ベストセラーとなっています。
本書の魅力
- 分かりやすい現代語訳
- 間違いやすい部分を詳しく解説
- 大きな文字で読みやすい
- 名文を毛筆書きで楽しむ感動(書・木村泰山)
- オールカラーの豪華版
『歎異抄』の謎をときひらく決定版!!
『歎異抄をひらく』は、以下のような3部構成で、『歎異抄』の謎を解明しています。
第一部
原文の真意が伝わるように、できるだけ平易な【意訳】を掲載しています。
第二部
果たして、親鸞聖人の真意は? これまで、あまり世に紹介されなかったり、大きな誤解を招いたりしてきた部分の【解説】を掲載しています。
第三部
読みやすい大きな活字で、『歎異抄』全章の【原文】を、一挙に掲載しています。声に出して読みたい時、仏教を学びたい時のテキストに最適です。
『歎異抄』とは……
大災害、戦乱の中から、何度も立ち上がってきた日本人の心の支えは、『歎異抄』にありました。
地震、洪水、飢饉、戦乱、大火……。
親鸞聖人の800年前は、生きる不安の絶えない時代でした。
人間とは? 命とは? 幸せとは?
苦しみ悩む人々へ、親鸞聖人の答えが記された書、それが『歎異抄』です。
「人類みな兄弟であり、上下などまったくない」
「善人でさえ浄土へ往生できる、まして悪人は、なおさらだ」
「この世のことすべては、そらごとであり、たわごとであり、まことは一つもない」、
親鸞聖人の言葉は、衝撃的です。
そして、絶望的な状況にあっても、「冷酷な運命に甘んじて従うのではなく、自ら未来の幸せの種をまくことができる」と強く押し出すメッセージが、日本人の精神的な支えとなり、幾多の災害、戦乱の中から、立ち上がらせてきたのです。
平成23年、日本は、未曾有の大震災に襲われました。今も、混乱のただ中にあります。たとえ建物のガレキを取り除くことができても、心の不安はなくなりません。
そんな今だからこそ、日本人に生きる力を与えてきた『歎異抄』を開いて、人生を見つめ直してみませんか。
『歎異抄』解説書の中でも、「分かりやすい」と人気を呼んでいるのが『歎異抄をひらく』です。仏教書としては異例の大ベストセラーとなっています。
『歎異抄』に魅了された人たちの声
哲学者・西田幾多郎
一切の書物を焼失しても『歎異抄』が残れば我慢できる。
哲学者・三木清
万巻の書の中から、たった1冊を選ぶとしたら、『歎異抄』をとる。
小説家・倉田百三
『歎異抄』よりも求心的な書物は、おそらく世界にあるまい。文章も日本文として実に名文だ。国宝と言っていい。
※『朗読DVDブック 歎異抄をひらく』もあります(朗読: 鈴木弘子)。
※映画「歎異抄をひらく」完全版ブルーレイ&DVDを発売しました!!
※登録者100万人超のユーチューブ『本要約チャンネル』で紹介されました!