内容紹介

令和7年映画化!「親鸞 人生の目的」が大ヒット上映中!!

生涯に一度は読みたい古典の名作『歎異抄(たんにしょう)』。

「無人島に、1冊もっていくなら『歎異抄』」ともいわれ、多くの人を魅了し、愛読されてきました。

本書には、『歎異抄』の分かりやすい現代語訳と、詳しい解説を掲載。800年の時を超えて、親鸞聖人と弟子の対話が、生き生きと伝わってきます。

その解説書の決定版『歎異抄をひらく』を原作とした、劇場版アニメ映画「親鸞 人生の目的」が、ただ今、全国で大ヒット上映中です!

晩年の親鸞聖人を演じられた歌手・俳優の杉良太郎さんは、本書に次のようなコメントを寄せてくださっています。

「単なる読み物じゃない。
ずっと手元においておきたい人生の道しるべ。迷いに答えを教えてくれる」 
(杉良太郎さん)

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声優初挑戦!杉良太郎さんが晩年の親鸞聖人に

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歎異抄に魅了された作家、哲学者たちの声

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『歎異抄』の謎をときひらく決定版!!

『歎異抄をひらく』は、以下のような3部構成で、『歎異抄』の謎を解明しています。
第一部
原文の真意が伝わるように、できるだけ平易な【意訳】を掲載しています。

第二部
果たして、親鸞聖人の真意は? これまで、あまり世に紹介されなかったり、大きな誤解を招いたりしてきた部分の【解説】を掲載しています。

第三部
読みやすい大きな活字で、『歎異抄』全章の【原文】を、一挙に掲載しています。声に出して読みたい時、仏教を学びたい時のテキストに最適です。

本書の魅力

  • 分かりやすい現代語訳
  • 間違いやすい部分を詳しく解説
  • 大きな文字で読みやすい
  • 名文を毛筆書きで楽しむ感動(書・木村泰山)
  • オールカラーの豪華版

『歎異抄』とは……

大災害、戦乱の中から、何度も立ち上がってきた日本人の心の支えは、『歎異抄』にありました。
地震、洪水、飢饉、戦乱、大火……。
親鸞聖人の800年前は、生きる不安の絶えない時代でした。

人間とは? 命とは? 幸せとは?

苦しみ悩む人々へ、親鸞聖人の答えが記された書、それが『歎異抄』です。
「人類みな兄弟であり、上下などまったくない」
「善人でさえ浄土へ往生できる、まして悪人は、なおさらだ」
「この世のことすべては、そらごとであり、たわごとであり、まことは一つもない」、
親鸞聖人の言葉は、衝撃的です。

そして、絶望的な状況にあっても、「冷酷な運命に甘んじて従うのではなく、自ら未来の幸せの種をまくことができる」と強く押し出すメッセージが、日本人の精神的な支えとなり、幾多の災害、戦乱の中から、立ち上がらせてきたのです。

平成23年、日本は、未曾有の大震災に襲われました。今も、混乱のただ中にあります。たとえ建物のガレキを取り除くことができても、心の不安はなくなりません。

そんな今だからこそ、日本人に生きる力を与えてきた『歎異抄』を開いて、人生を見つめ直してみませんか。
『歎異抄』解説書の中でも、「分かりやすい」と人気を呼んでいるのが『歎異抄をひらく』です。仏教書としては異例の大ベストセラーとなっています。

話題の最新刊のご案内『思わずなぞりたくなる歎異鈔』

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日本人なら、一度は読みたい古典の名作『歎異抄』。
リズム感のある文章で、全文を暗記する読者も少なくありません。

一文字、一文字、なぞり書きで親しみながら、日本一の名文を味わい尽くす新刊を発売いたしました!

『朗読DVDブック 歎異抄をひらく』もあります(朗読: 鈴木弘子)。

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映画「歎異抄をひらく」完全版ブルーレイ&DVDを発売中‼

※登録者100万人超のユーチューブ『本要約チャンネル』で紹介されました!

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執筆者プロフィール

書籍の感想

  1. まさに、人生の最後に支えてくれる一冊でした-歎異抄をひらく

    息子56歳、妻84歳が他界し、残った私は何のために生きるべきか考え、この本を読みました。人生行路の指標にしたいと思います。 (長野県 86歳・男性) 読書サークルでめぐりあい、図書館通いをともにした主人を亡くし、とり残されたような、淋しい悲しい思いで過ごしていました。でも生きる力がわいてきました。この本を胸にだいて、前向きに生きていこうと思います。本当に有難うございました。 (熊本県 84歳・女性) 夫にも先立たれ、子どもも頼りにならず、何のために生きていくのか、将来が不安で孤独な毎日でした。そんな時、歎異抄に書かれた言葉の意味を知り、目が覚めた思いです。この本を座右の書として、生きようと思います。 (静岡県 58歳・女性) リタイアして10年です。現役時代に読みたかった。しかし、これからの人生の大いなる指針になった。 (香川県 68歳・男性) この本を読んで、「65年という人生は、いったい何だったんだろう」と思った。これから残った人生を、少しでも人のために役に立てるように生きてみたい。 (茨城県 64歳・男性) 主人を亡くし茫然自失の時、この本に吸い込まれて求めました。つらい涙であふれているのが現実でも、読み終え、今はとても安らいだ気持ちです。 (兵庫県 79歳・女性) すばらしい内容で、これから生きる柱になりました。残りの人生、本当に、心に灯火がともったように感じられました。何回も何回も、繰り返し、繰り返し読んでいます。 (福岡県 63歳・女性) 今まで仕事一筋に生きてきた私ですが、残り少ない人生を静かに反省してみたく、指導書を求めていました。まさに「人生の最後に支えてくれる一冊」でした。 (兵庫県 72歳・男性)

    2025.03.19

  2. 無人島に1冊の本を持って行くとしたら、歎異抄-歎異抄をひらく

    「無人島へ一冊の本を持ってゆくならこの本を」。司馬遼太郎氏の言葉にひかれました。分かりやすく説明されていて、何回も読みかえして深く理解したいと思いました。友達にもすすめたいと思います。 (静岡県 76歳・女性) 世界の哲学の原点との呼び声高い『歎異抄』を、ぜひとも学びたいと思った。欧米化が進む昨今だからこそ、仏教の尊さを知るいい機会と思い、この本を手に取った。 (福島県 35歳・男性) 人生の道しるべとなる内容だと感じました。座右の書として愛蔵していきます。 (山形県 36歳・男性) まず奥の深さにびっくりしました。何回読んでも分からなかったことが、読んでいるうちに、涙が出るほど感動し、また、それ以上に感謝の気持ちがこみあげてきました。すごい本です。 (福島県 59歳・女性) 冤罪で逮捕・起訴され、懲役4年の判決を受けました。なぜ、このような理不尽な目に遭わねばならぬのかと思い、「無人島に持っていくなら、この一冊」に惹かれて読みました。『歎異抄』の意味を噛み締めながら、自分を見つめ直しています。 (栃木県 53歳・男性) 1月、満91歳になりました。人生の終わりに近づき、反省の多い人生だったことに気づきました。「無人島に持っていくならこの一冊」という言葉にひかれ、心穏やかに最後を迎えたいと願っています。 (長野県 91歳・女性) 私はこの本と出合えたことに感謝しております。親鸞聖人の言葉が心にしみました。私の宝物の1冊にします。 (京都府 25歳・女性) 読んでいくうちに涙が出るほどうれしかったです。 (長崎県 90歳・女性)

    2025.03.10

  3. この本は、生きる目的を与えてくれました!-歎異抄をひらく

    子どもたちも独立し、夫が6年前に他界しました。納得したはずでしたが、その立場にならないと気がつかないことがたくさんあり、辛く、寂しく、無人島そのものです。人は互いに助け合い、支え合い、いたわりあって生きるものと信じてきました。 この本に出会えて、親鸞聖人の孤独でたくましい生き様に感動しました。わずかに人生が残っていますが、しっかりと生きる気になりました。 (神奈川県 87歳・女性) 家内を亡くし、生きていくための道、人生そのものを、生きる目標を求めて、日々読み込んでいます。 (兵庫県 73歳・男性) 昨年2月、主人が他界し、1人で淋しい毎日でした。新聞でこの本を知り、読んでみました。何回か読んでいるうちに、心が穏やかになりました。残りの人生、大切に生きていきたいと思います。 (埼玉県 80歳・女性) 昨年、3回入院し手術もしました。新聞広告で本書を知り、購入しました。毎日の生活に不安を感じ、これで良いのかと思う生活でした。これから先、不安、他いろいろある中で、この本は、生きる目的を与えてくれました。 (福岡県 76歳・男性) 本書を読み、先の見えない人生ではなく、足元を固めて、一歩一歩前に進むための生きる力となりました。楽しい一生を。勉強になります!! (岐阜県 80歳・女性) 90歳になりましたが、小学校5年生の時、満州から帰った引き揚げ者です……。草を食べ、ドロ水を飲んで生きて帰りました。必ず読んでみたかった!! 心にしみ入る本です。 (大阪府 90歳・女性) 親鸞聖人と唯円との会話内容が、真実を語っている様子がすばらしかった。 (埼玉県 84歳・男性) 親鸞聖人の声が聞こえる。 (東京都 75歳・男性)

    2025.02.28

  4. 読むたびに心の闇が1つ、また1つと晴れていく-歎異抄をひらく

      字が大きくて、読みやすかったです。本の中にある桜のカラー写真が、とてもすてきで、気に入りました。こんなすてきな本は初めてです。ありがとうございました。 (愛知県 69歳・女性)   図書館の読書会で『歎異抄』を勉強することになりました。これから1年間が楽しみです。『歎異抄をひらく』は、字も大きく、内容もわかりやすく説明してあり、書写しやすく、うれしく学べそうです。 (長野県 70歳・女性)   これまで『歎異抄』は難しいものと思っていましたが、この本を読んで、とてもやさしく解説してあるので、1日で読みました。 とても心に残り、心を打つものがありました。「他力の念仏」について、よく分かり、くり返し2度読みました。家族にもすすめて、読んでもらいました。 (広島県 76歳・女性)   活字が大きくて読みやすく、内容が理解しやすかった。『歎異抄』は、一度は読んでみたいと思っていた。 (北海道 61歳・男性)   活字が大きくて読みやすい。人生の指針にしたい。 (岐阜県 62歳・女性)   古典に触れ、生き方を考えるきっかけになればと購入しました。 全ページカラーで、いやされます。何度も読み返す本となりそうです。 (宮崎県 53歳・女性・会社員)   感動の連続でした。くり返し読みました。 (新潟県 84歳・男性)   2冊購入し、友達へ贈る。何回も読ませていただきました。 (宮城県 93歳・男性)   何度も読みたいと思いました(声に出して!!) (広島県 67歳・女性)   何べんも何べんも読んでいます。読むたびに心の闇が1つ、また1つと晴れていきます。これからも何べんも読ませてもらって、親鸞聖人の御心に少しでも近づけたらと思います。 (滋賀県 80歳・男性)

    2025.01.07

  5. この本は本当に分かりやすかった-歎異抄をひらく

      『歎異抄』は20代に読んだことがあります。「特攻隊の若者が心のよりどころにした本だ」と聞いています。心に迷いが出てきた時、『歎異抄をひらく』を読むと、本当に救われる気がします。何度も何度も読み返しております。 (愛知県 73歳・女性)   母にすすめられて、書店でこの本を見て、飛びつきました。何と美しい本でしょう。分かりやすく、丁寧に書かれています。素晴らしい筆文字にもうっとり。ほれぼれして見入ってしまいました。また、ステキな桜の写真の数々に感激しました。編集とデザインの素晴らしさ、このような本、初めてです。 難しいと思い込んでいた『歎異抄』。楽しみながら、いやされながら拝読しております。ありがとうございました。 (京都府 67歳・女性)   第二次世界大戦末期、若い特攻隊員が『歎異抄』を愛読し、心の安らぎを求めたと、生き残った隊員から聞いています。これまで『歎異抄』の解説書は2、3冊読みましたが、堅苦しくて、なじめませんでした。しかしこの『歎異抄をひらく』は、読んでいくうちに、写真のページもあり、ホッとする感じです。 20歳前後の若者が、死の直前まで『歎異抄』を愛読していたことに感動します。 (福岡県 73歳・男性)   とても読みやすく、また表紙や中の桜の写真が美しく、心をやわらかくしてくれます。 『歎異抄』という書物を知ったのは、『次郎物語』(下村湖人著)です。次郎が学生時代に何かに悩んだ時に開いていたので、とても興味がありました。ちょうどそのタイミングで新聞に『歎異抄をひらく』が紹介されていたので、何かの縁だと感じ、購入しました。1つ1つかみしめながら読みたいと思います。 (長崎県 31歳・男性)   今まで、知りたいと思いながら、あまりの難しさに挫折してきた『歎異抄』ですが、この本は本当に分かりやすかった。何十回と読んでいきたいと思います。 (大阪府 21歳・男性・学生)   家に『歎異抄』はあったが、難解だった。この本に出会い、分かりやすい言葉で書かれているので読みやすかった。 何回も何回も読んでいきます。自分にとって宝との出会いです。 (鹿児島県 48歳・男性・会社員)

    2024.12.07

目次

第一部 『歎異抄』の意訳


第一章 仏法の肝要、を言われた親鸞聖人のお言葉
第二章 親鸞聖人の鮮明不動の信念
第三章 有名な悪人正機を言われたもの
第四章 二つの慈悲を説かれたもの
第五章 すべての人は父母兄弟──真の孝行を示されたもの──
第六章 親鸞には弟子一人もなし――すべて弥陀のお弟子――と言われたもの

第七章 弥陀に救われた人、について言われたもの
第八章 他力の念仏、について言われたもの
第九章 念仏すれど喜べない――唯円房の不審に答えられたもの――
第十章 他力不思議の念仏、を言われたもの
別序
第十一章~第十八章 要約
後序

第二部 『歎異抄』の解説

  1. 『歎異抄』は、いかに誤解されやすいか、その現状――ある大学教授の場合
  2. 「弥陀の救いは死後である」の誤解を正された、親鸞聖人のお言葉
  3. 「念仏さえ称えていたら助かる」の誤解を正された、親鸞聖人のお言葉
  4. 「善も要らない、悪も怖くない」あなた、こんなことが信じられますか?『歎異抄』の言葉
  5. 「弥陀の救いは他力だから、真剣な聞法や求道は要らない」という誤解を正された、親鸞聖人のお言葉
  6. 「ただほど高いものはない」といわれる。では『歎異抄』の〝ただ〟とは?
  7. 「念仏称えたら地獄か極楽か、まったく知らん」とおっしゃった聖人――「知らん」は「知らん」でも、知りすぎた、知らん
  8. 「弥陀の本願まことだから」と、言い切られた親鸞聖人――「弥陀の本願、まことにおわしまさば」の真意
  9.  なぜ善人よりも悪人なのか?「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」の誤解を正された、親鸞聖人のお言葉
  10. 「仏」知らずが「ほとけ」間違いを犯す元凶
  11.  葬式・年忌法要は死者のためにならないって? それホント?
  12. 「四海みな兄弟」と呼びかけられた親鸞聖人のお言葉
  13.  弥陀に救われたらどうなるの? 万人の問いに親鸞聖人の回答
  14.  念仏称えたら、何かいいことあるの? 何か呪文のように思うけど――絶対他力の念仏
  15.  親鸞さまは本当のことを言われる人ね。私と同じ心だもの――『歎異抄』の落とし穴
  16. 「南無阿弥陀仏」ってどんなこと?「他力の念仏」の真の意味を明らかにされた、親鸞聖人のお言葉
  17.  自力の実態を暴き、他力の信心を明らかにされた、親鸞聖人のお言葉
  18.  人類の常識を破り、生きる目的を断言された、親鸞聖人のお言葉

第三部 『歎異抄』の原文