プロローグ 3歳を過ぎると、子どもの世界はどんどん広がっていきます
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- 章 子どもの心が成長していくうえで、3〜6歳はどういう時期にあるのでしょう
♣自己肯定感は、心の浮輪のようなもの
- 章 「ありがとう」って言われるとうれしい。ほめ言葉が心の土台をすくすく育てる
- 章 うれしい気持ち、つらい気持ち…… 共感することで、「自分は大切にされている」と感じる
- 章 子どもの話を真剣に聞くだけで、「あなたは大切な存在だよ」と伝えることになります
♣自己肯定感が高い人は、うぬぼれの強い人?
- 章 愛情を伝えるためには、子どもの側からの「甘え」が必要です
- 章 子ども時代の甘えを、もっと大切にしましょう。甘えは人への信頼と思いやりを育む
- 章 ルールを教えるときは、叱るより、ほめるほうがいい理由
① 子どもの心の成長にいちばん大切な、自己肯定感が育まれる
② 親子の信頼関係が作られる
③ よい習慣が身につきやすくなる
④ 叱りすぎると、失敗を隠し、ウソをつくように
⑤ 叱られる恐怖心がなくなったとき、ルールを守れなくなる
- 章 よい行動は、親が身をもって示す。してほしくないことは、親もしない
① 「やってみせ」――まず大人がやってみせる
② 「説いて聞かせて」――子どもに言って聞かせる
③ 「やらせてみ」――子どもにやらせてみる
④ 「讃めてやらねば人は動かぬ」――できたらほめる
- 章 子どものやる気を引き出す言葉かけ
① できていないところではなく、できているところを見つける
② やらないときは放っておく。やったとき、すかさずほめる
③ 他の子と比較しない。比べるなら以前のその子と
④ 方向づけは、プラスの言葉で
♣親も自分をほめましょう
- 章 子どもを注意するときに大切な6つのこと
① 叱るときは、子どもを止めて、目を見て、短い言葉で
② 人格ではなく行為を叱る
③ いけない理由をちゃんと伝える
④ 「ダメ」と言うより、「してほしいこと」を伝える
⑤ 「あなた」メッセージではなく、「わたし」メッセージで
⑥ この一言を添えると、注意を受け入れやすくなります
- 章 子どもは、言っても言っても同じ失敗をするものです
- 章 それは本当に叱るべきこと? 子どもの成長を待ち、焦らずに伝えていきましょう
- 章 比較的叱っていいタイプの子、叱るのに注意が必要な子
- 章 きょうだいの子育て 〜個性に応じた関わり方
- 章 ひとりっ子は、何か問題があるのでしょうか
投稿 みんなの【子育てあるある!】
- 章 育児の困った❶ 赤ちゃん返りがたいへんです
- 章 育児の困った❷ 反抗的で生意気な口をきくように
- 章 育児の困った❸ 登園時に離れるのがたいへん
- 章 育児の困った❹ 片づけができない
- 章 育児の困った❺ きょうだいげんかがひどい
- 章 育児の困った❻ 乱暴な振る舞いをする
- 章 育児の困った❼ 友達からいじわるされている
- 章 育児の困った❽ 注意をしても、認めようとしない
- 章 育児の困った❾ 子どもの相手をしていると、カッとなってキレてしまう
- 章 育児の困った❿ 泣き声を聞くと、イライラする
Q&A 相談に来られる皆さんから、こういう質問を受けることがあります
Q1 子どもがウソをつくように
Q2 わがままを受け入れたら、収拾がつかなくなる?
Q3 キレない子に育てるためには、どうしたらいい?
Q4 乱暴な子には、もっと厳しくしたほうがいいのでは?
Q5 ルールを守らず、注意してもまた繰り返します
Q6 甘えが強い子は、ちゃんと自立できるのでしょうか
Q7 きょうだいを平等にほめるには?
Q8 家の外ではまったく言葉を話しません