美しき鐘の声 平家物語(一) 諸行無常の響きあり

  • 木村耕一(著) 黒澤葵(イラスト)

定価 ¥1,760 税込

内容紹介

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり……

なぜ、こんなにも美しく、切なく、哀れなのか。

『平家物語』の原文を読み解くと、そこには、現代の私たちが、人生で出会う、喜び、悲しみの全てが詰まっていることに驚きます。

800年も語り継がれてきた日本人の心を、分かりやすい意訳と美しいイラストでお届けします(全3巻)。

美しき鐘の声 平家物語(二)

美しき鐘の声 平家物語(二)

木村耕一(著) 黒澤葵(イラスト)

美しき鐘の声 平家物語(三)

美しき鐘の声 平家物語(三)

木村耕一(著) 黒澤葵(イラスト)

意訳で楽しむ古典シリーズ

こころ彩る徒然草 ~兼好さんと、お茶をいっぷく
こころに響く方丈記 ~鴨長明さんの弾き語り
こころきらきら枕草子 ~笑って恋して清少納言
美しき鐘の声 平家物語(二)
美しき鐘の声 平家物語(三)

執筆者プロフィール

目次

第1章 美しき祇王御前
萌える草、枯れる草
この世は仮の宿

第2章 清水寺炎上
消える源氏、栄える平家
僧兵は、どこへ向かうのか

第3章 平家にあらずは人にあらず
竜が雲に上るよりも速し

第4章 鹿ケ谷の陰謀
俊寛僧都の山荘へ
広野に火を放つ

第5章 鳴動する西八条第
即決、一味の逮捕
成親の涙、妻子の涙

第6章 鬼界が島の流人
父と子の絆
俊寛僧都の足摺

第7章 俊寛と有王
少将成経、都に帰る
ひとつまみの白骨