勇気の育て方

  • 柴﨑かずたか(著)

定価 ¥1,650 税込

  • オンライン書店で購入

内容紹介

本当?どんな子も5日間でたくましくなる!

「周りの人にあいさつもできない、ちゃんと自立できるのかな…」
「人見知りで友達もいないようだし、このまま大人になったらどうする?」

「ゆっくりでもいい、個性や才能を伸ばしてほしい」と子どもの将来に期待しながら、今のうちから自立させておきたいと考える親は多いものではないでしょうか。

そんな親の願いを叶えるため「グロースセミナー」は始まりました。
「グロースセミナー」とは、「自分で決めて、行動し、欲しい結果を作り出す」を合言葉に、 北海道の大自然の中で学ぶ4泊5日の野外体験学習(キャンプ)のことです。

参加した子どもたちの保護者からは、

「魔法にかかったようにイキイキとして、たくましくなって帰ってきた」
「親が何も言わなくても、自分で何でも率先してやるようになった」
「嫌なことは嫌だとはっきり言えるようなった、泣きながらも一生懸命自分の思いを伝えるようになった」

など、わずか5日間でたくましく成長した我が子に驚く声が数多く寄せられています。

この「グロースセミナー」を主宰するのは、子ども未来研究所理事長・柴﨑かずたか氏。

企業や教育関係者に講演活動を行い、自分軸を作る人材を1万人以上育成しています。

そしてこのキャンプを約30年以上続け、今では予約も取れないほどの大人気。

なぜ、これほどの短期間で子どもはたくましく変わるのか?

どうしたら、子どもの主体性、勇気、才能を育てられるのか?

これらの疑問に答えるため、このたび「グロースセミナー」のすべてを書籍化しました。

 この本には、ボクが主宰している北海道の野外キャンプで、勇気ある一歩を踏み出した子どもたちの様子がたくさん紹介されています。

「勇気」を育てるには、自分で決めることや、自分で行動すること、自分で結果を求めて進むこと、そして「自分は本当はどうしたいのか?」と自分の心に寄り添うことが一番大切です。(まえがきより)

このストーリーを読み終えたとき、あなたの子どもへの見方は一変し、勇気を育てる環境の作り方、才能をのばす接し方が自然に身についていることでしょう。

あなたの心に新しい風を吹き込み、子どもの心に勇気の火を灯す一冊です。

執筆者プロフィール

目次

はじめに 「勇気って何だろう?」
プロローグ  「自分軸を持って生きていく勇気」

 

第1章 あなたは我が子をどう育てたいですか?

  • 「こうなってほしい」は、子どもがしたいことではなく、親がさせたいことです
  •  自立への第一歩は、「自分の考えを持つ」こと
  • 「自分」って何?

 

第2章 あなたはどれだけ自分で決めていますか?

  • 「時間を決めること」で、自分のしたいことをやっている実感を味わう
  •  試行錯誤が心を育てる
  •  この時間に何が起きていた?
  •  「自分で決めること」の次のステップは、「お互いを認め合うこと」

 

第3章 それをすると、どんないいことがありますか?

  •  「したくないこと」の奥にある、「したいこと」を知る
  •  「目の前に起きている出来事は、自分が創り出している」という立場に立ってみる
  •  「達成したこと」だけでなく、プロセス」も大切に扱う
  •  視点を変えて、物事を客観的に見る

 

第4章 その結果から、あなたはどんな気持ちを味わいたいですか?

  •  「やりたくない」という判断の、後ろ側に隠れている気持ちを探す
  •  「目的は何か?」「自分はどうしたいのか?」を自覚しておく
  •  自分を癒やし、気持ちを切り替える「完了」
  •  冒険する自分を想像することで、一歩踏み出す勇気が生まれる
  •  感覚への刺激は、内なる自分との対話のきっかけになる
  •  想像することは、創造につながる
  •  自尊感情を育む「承認」の関わり

 

第5章 困難にぶつかった時、自分を励ますための言葉は何ですか?

  • 励ましも批判の言葉も、それらが最初に届くのは自分の耳です

 

エピローグ 「自分軸を持って生きていく勇気」
おわりに 「問題を自分の成長の課題としてとらえる」