THE PURPOSE OF LIFE Happiness that Transcends Old Age, Sickness, and Death

  • 高森顕徹(著) 茂本ヒデキチ(イラスト・画) ジュリエット・カーペンター(訳)

定価 ¥1,540 税込

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内容紹介

苦しくともなぜ生きるのか。人生の目的とは何か——。

この根源的な問いに迫るブッダの有名な譬え話を、臨場感あふれるカラーの墨絵を入れながら、やさしく解説しています。

ロシアの文豪トルストイは、この人間の実相を描いた譬え話に触れ、「これは寓話どころの騒ぎではない。誰もが承知している真理なのだ」と驚嘆しています。

本書を読み終えたとき、「人生にも山あり谷あり。しかしそれらの一切は、人間に生まれた唯一の目的を果たす道程であり、ムダは一つもなかった!」と、強く生きる力がわいてくることでしょう。

挿絵は、世界の墨絵アーティスト・茂本ヒデキチ氏が担当。

英語版は、エドワード・サイデンステッカー氏に師事し、日本の数々の文学作品を手掛けてきた、ジュリエット・カーペンター教授による美しい英文でお届けします。

執筆者プロフィール

目次

第1章 私とはどんな者か

・ 「私とは、どんな者か」を、正しく知らねば、
幸せにはなれない

・ 果てしない広野を、
独りトボトボと歩いてゆく旅人がいた

第2章 ブッダのたとえは、何を物語っているか

・ この孤独は、どこからくるのか

・ 出会いがあれば、必ず別れがやってくる

・ 一緒に居ても相手にされない、
独りぼっちの淋しさは耐えがたい

・ 最期は、すべてから見放されて、
独り、死出の山路を行かなければならない

・ 命の短さを感ずるほど、
人間らしい生き方ができる

・ 限りなき欲に振り回されて、苦しんでいる

・ 欲望が妨げられると、
怒りの炎が燃え上がる

・ 言葉の魔剣で、
どれだけ多くの人を、傷つけてきたか分からない

・ 「死んだらどうなるか」
人間の知恵では、サッパリ分からない

第3章 絶望の闇を破る光あり

・ 細い藤ヅルにぶら下がりながら、
ハチミツに心を奪われている旅人を救うには

・ この世から永遠の幸福になることこそが、
人間に生まれた唯一の目的なのだよ

・ 一切は、人間に生まれた唯一の目的を果たす道程であり、
ムダは一つもない

・ 老、病、死を超えた幸せを求めて