光に向かって 心地よい果実 「笑訓」と「たわごと」

  • 高森顕徹(著)

定価 ¥1,430 税込

内容紹介

言葉力+写真力=心地よい

『光に向かって』シリーズの第3弾です。
新たな道へ進む時、目標へ向かう時、悩んだ時、落ち込んだ時に、元気を与えてくれる言葉が山盛りです。
さらに、心をいやす120枚のカラー写真が、言葉の力を、何倍にも高めてくれます。
わずか1行から20行の言葉ばかりなのに、なぜ、強いインパクトがあるのか。
それは、探していた言葉、忘れていた言葉、誰かに言ってほしかった言葉、生き方を見つめ直す言葉、人生を変える言葉ばかりだからです。
入学、入社、結婚、誕生祝いなど、人生の門出への、プレゼントにも最適です。

執筆者プロフィール

書籍の感想

  1. 本当に心にしみることばかり。娘や孫にも教えてやりたい-光に向かって 心地よい果実

      短い文章の中に、キラリと光る宝物がたくさんちりばめられています。読めば読むほど、味わいの深まる言葉の数々。私にとって人生の羅針盤です。学校でも「心の教育」として、ぜひ、子どもたちに読み聞かせたいと思います。 (福井県 41歳・男性・教員)   『光に向かって』シリーズは全て購入しました。内容と写真がすばらしく、子供と一緒に読める本であり、定価をはるかにこえる価値のある本だと思います。 (長崎県 47歳・女性)   久しぶりに、のんびり、ゆったりした気分で本が読めました。なぜか心が和みました。母だからこそ言いたいことが、この本の中にありました。本好きな息子に、この本を読ませたいです。息子の人生が幸せであるように、祈る思いで……。 (石川県 57歳・女性)   写真を見ているだけでも、何だか心がいやされる気分でした。内容も納得することばかりで、自分を振り返って反省し、前向きになれました。 (富山県 48歳・女性)   美しい写真入りで、今までにない編集で、気に入りました。読んでいくうちに、自分の気持ちと同じことが書いてあったり、感動しながら、一気に読みました。今までの自分の生き方に、間違いなかった所と、反省させられた所があります。機会あるごとに、また読みたい!! (岩手県 62歳・女性)   パラパラッとめくってみて、たくさんのカラー写真に驚きました。日本にこんなすばらしい景色があるのですね。また短い文章なので、どんどん読み進めていくことができ、一つ一つが心にしみていくものばかりです。くり返し読み続け、教訓にしたいと思います。 (熊本県 69歳・女性)   写真がとても良かったです。心が洗われ、いやされます。また文章も、本当に心にしみることばかりで、私の心に、良い教訓になり、娘や孫にも教えてやりたいと思いました。 (愛知県 65歳・女性)

    2012.01.17

  2. 生きる勇気がわいてきた-光に向かって 心地よい果実

      なかなか結果が出ず、他人の言葉に一喜一憂して、ストレスがたまっていたが、不思議と心が軽くなり、「前向きに毎日を過ごしていこう」と強く思うようになった。 (山口県 18歳・男性)   日々、さまざまな出来事に翻弄され、心痛む毎日を送る私にとって、言葉の宝石箱ともいえる本です。掲載されている写真もすばらしく、著者の文章と相まって、いやし効果、絶大です。 (愛媛県 43歳・女性)   毎日が辛くて、精神的ストレスでガタガタでした。本書を読んで生きる勇気がわいてきました。ありがとうございます。 (大分県 43歳・女性) 疲れた時に読みます。勇気といやしをくれます。私のとても好きな本です。毎日毎日、忙しい日々ですが、この本を読む時間を少し作って読む楽しみができました。すばらしい本です。私の「宝物の本」です。 (大阪府 57歳・女性)   毎日、疲れることが多い中で、ふっと、やさしい気持ちになれる本でした。ぐっと来る文章もあり、涙をおさえながら読みました。 (福井県 29歳・女性)   仕事、家事、人間関係のトラブルで憔悴しきった時、ふと手の届く所にあると、心が和むのです。この本が手元にある存在感の大きさは素晴らしいものです。そしてデザインのやさしさも大きな魅力です。 (滋賀県 62歳・女性)   毎日、ガンバッテ生きていこうと思う文章が各ページに書いてあり、カラーの自然の風景で心もいやされ、毎日、読むのが楽しみな本です。 (愛知県 47歳・男性)   落ち込んでいるときに読むと、元気がわく。やる気も出る。どんな時でも乗り越えられる勇気がわく。 (長野県 42歳・女性)   悩んだ時に、この本を読んで、元気をもらっています。すばらしい本です。 (群馬県 56歳・男性)   思いもかけず、浪人生活が始まってしまったので、何か心の支えとなる言葉を探そうと、この本を購入しました。私の一番のお気に入りは、「苦しみから逃げ回って、生きようとする者は、絶対に楽しみを味わうことができない」という言葉です。去年、苦しい勉強から逃れようとしたから、今、自分は予備校に通っている。来年こそは、きっと大学合格という楽しみを味わいたい。今年1年、苦しさを受け止めようと思います。いい言葉、ありがとうございました。 (宮城県 18歳・女性)

    2012.01.17

  3. 「目からウロコ」の連続-光に向かって 心地よい果実

      『光に向かって心地よい果実』を読んだ後は、必ず「がんばろう!」という気持ちになるんです。だから、勉強前に読んで「よーし、やるぞ!」という気を起こさせたりしています。 寝る前に読んで「明日もがんばろう!」と思って寝ると、翌朝、すっきりと起きられます。ありがとうございました。 (神奈川県 14歳・女子) 『心地よい果実』は、人生の勉強本という気がします。 悩みを解決してくれ、物事に対して前向きな考えにさせてくれる本。楽しんで読ませていただきました。これからの自分の人生に役立てていきたいと思います。 (鹿児島県 57歳・男性)   入院中に見舞いとして『心地よい果実』を頂きました。病人に長い文章は疲れますが、この本は、文が短くて、温かく、その上、美しい風景写真まであります。身も心も和ませてくれる1冊でした。 (秋田県 52歳・女性)   とても心に響きました。『心地よい果実』を、1ページ1ページ読むたびに「そうだよね」「そう考えればいいんだよね」って感じました。 リストラにあい、交通事故にあい、なんて不幸なのだろう、私の人生って……。 けれど、この本を読み、励まされました。何事も、心の持ち方次第。これくらいで、へこたれてちゃいられません。そして、とてもきれいな花や風景の写真、いやされました。 (埼玉県 35歳・女性)   写真と言葉が美しく、感動しました。何をしてもうまくいかず、イライラと落ち込みの毎日でした。この本を読んで、「目からウロコ」の連続でした。 あれだけイライラしていたのが、本を読んだあと、景色がキラキラとかがやいて見え、小鳥の鳴き声も心地よく聞こえるようになりました。すさんでいた心に、うるおいをもたらしてくれました。 (和歌山県 28歳・女性)

    2012.01.17

  4. 悩んでいた気持ちがスッとした-光に向かって 心地よい果実

      気分が落ち込んでいる時に『光に向かって心地よい果実』を読むと、本当に心が落ち着きます!! それと同時に、いろんな景色などの写真を見て、どれもこれも素晴らしく、一度は行ってみたくなる思いがしました。写真を見て、思わず「ワァ~きれい」の連呼でした! 文章も、ジ~ンときます!! (大分県 43歳・女性)   最近、いろいろと忙しくて大変なのですが、『光に向かって心地よい果実』を少しでも読むと、心が温かくなりました。また、仕事で忙しい母にも、読んでもらいたいと思いました。 (山梨県 13歳・女子)   私は寮生活をしていますが、くじけそうになった時、あきらめそうになった時に、『光に向かって心地よい果実』を読みます。 読むたびに、「また、がんばろう。まだまだ、いけるやん」と、勇気がわいてきます。 (埼玉県 13歳・女子)   『光に向かって心地よい果実』を読むと、悩んでいた気持ちがスッとした。 風景写真が、本当にさわやかに私の心に入ってきた。 なぜか、涙がでた。 今、出会えて良かったなあ……。 (茨城県 18歳・女性)   息子の家へ遊びに行った時に、嫁が、「お母さん、とても良い本だから、読んでみない?」と言ったのが、『光に向かって123のこころのタネ』と『光に向かって100の花束』でした。私は、なんだか人間としての、忘れかけていた、本当の心の優しさにもどり、「うんうん、そうだなぁ」と思いながら、夢中で読みました。 母の日に、嫁が、『光に向かって心地よい果実』を送ってくれました。 (北海道 70歳・女性

    2012.01.16

目次

第一章 心地よい果実

いのち

善いことは、真似でもせよ

蒔かぬ種は絶対に生えない

飢えの苦のないところに、美味しいという楽しみはあり得ない

全人類は、生まれた時に、百パーセント墜落する飛行機に乗り込む

自分で決めた道、と思えばがんばれる

金持ちも貧乏も、いずれにしても番人にすぎない

良い習慣は、その人の徳。一旦身につけば、生涯の宝

忘却とは腐敗菌のように有り難い

母親の涙には、化学も分析し得ない、深い愛情がこもっている

一番大切なことを知る人

退職すればただの人  “どう生きるか”ばかりで、”なぜ生きるか”を知る者がない

この男は…

大地を踏みしめてゆく心がけ

好きなのは、働くことではなく、名利である

独りしか渡れない丸太橋

“悩み苦しみ”が、受け心を作る

称讃

人生最大の不可解事

感動の深さで、どれだけ自分のものになるかが決まる

降りた先のことを考えねばならない

死んだ後が有るか無いかは知識の問題、死んだ後助かりたいかどうかは人間の問題

報われる苦しみについて

恐ろしさを知らぬ者ほど強そうだが、勇気があってのことではない

ウヌボレ

絶対あってはならぬ自殺のその理由を、論じられるか?

“人生には、目的がある!”

善人になろうとすると悪人になる…

窮地に立ったときこそがチャンス

勘ちがい

愛の実態

目的

死者に、花束を捧げたりするのはなぜ?

君の蒔いた種が、オレの果報にはならない

証明できないことは、絶対信じないという人がいる

美化されている自殺がある

古今東西の人類の大迷信

独りたたずむたそがれの人生がやってくる

善悪の二、総じてもって存知せざるなり

パイロットが安心して飛べるのは、整備兵がいるからだ

挨拶は、前向きに大きな声が大事

大問題

熱殺、寒殺すれば火もまた涼しい

荒らされた花は小さな実となり、荒らされなかった花は大きな実となった

他人から注意してもらえるということは、有り難いこと

歴史は、その時代の支配者の都合の良いように書かれる

〝こんなに〟とは、どれだけか?

良いか、まずいか

司会者の言葉は、重い

さわやかな返事

戦いに傘はいらない

アキラメれば敗北者になるだけ

腹の立つ時は、”その手はくわぬぞ”と笑って裏をかく

忙しい人ほど勉強できる

喜ぶ人が二人になる

欲の山は、永久に満ちることはない

口の周りについたメシ粒を教えてくれる人がなかったら、笑われてしまう

絵の具を惜しんで、絵を画かない画家がいたら、もう画家ではない

説得力のある話は…

遅い早いはあるけれど、善いタネをまけば必ず善果が来る

掃除は、人間形成全てに通じる

少しでも、向上しようという心がけが一番大切

お母さま

第二章 笑訓

小鳥の鳴き声に意味なんかない

“金持ちになる秘訣は……”そう尋ねられた成功者は、男を大きな木に登らせた

六人と六人で九人になる訳―義経と弁慶―

お武家さん。何を引っぱってござるのじゃ。それは畑の大根じゃありませんか

灸をすえると苦が抜ける

お母さんかと思ったら、お母さんだったの

地獄に上も下もない

男は、笑って頭をかいた

「得」という字は、人々よ、日に一寸ずつ儲けてゆけと書いてある

誰も、悪い人間だと認めはしない

ここに人殺しをする雑草が生えている

馬が二階に上がってきた

なにが勿体ない

鬼でも蛇でも

三界皆苦

どうせ仏さまは食べられないのだから…

見つけることが喜び

本末

“まだ死なれんのじゃがのー”と思っても生きられぬ

生きとって悪かったのお!

初めの一番は向こうさんが勝って、後の一番は、こっちが負けたてい

前者の豆腐はよく売れた

ひょっとしたら、と化粧しだしたお婆さんがいた

ご利益

つくづくこの世がイヤになりました。早々にお引きとり下さいませ

押したい心を殺して、下がる勇気が身を救う

今日は降る、日和ではない

あんな嬉しかったことはなかった

冷やで飲めばよかった

私は無常の風

狙いを見抜け

日々が勝負

笑い顔の方が怒り顔より得な理由

第三章「光に向かって100の花束」抄

光に向かって

香りの高い花

人は山のてっぺんに、永く住むことはできない

地球でさえ昼と夜がある

人に尽くすことができたら、どんなに楽しいことか

夫婦はもともと他人である

誓ったことは、必ずはたすのが信用の基

真のプロでなければ、大事を成し遂げることはできない

入り口がふさがっていても、断じて絶望してはならない

成功は努力の結晶

過信

まず自分を反省し、己の姿勢を正す

不満のある者は成功しない

うずくまっていた藤吉郎

ご恩をありがたく感謝する者

いつでも、己が正しいのか?

腹を立てた後ほど、あじけないものだ

己の、たゆまぬ錬磨を忘れてはならない

にこやかな笑顔と明るいあいさつが、世の中を楽しくする

心構え

信用ある者

遠大な未来を見とおす

大切なのは、心の持ちよう

「ここだなあ」と思うこと

第四章「光に向かって123のこころのタネ」抄

役を済ませて舞台裏に戻れば、人間なんの違いもない

上等の人は、顔に表さない

一切のことは、急いで急がず、急がずに急ぐことが大切

ご恩をありがたく感謝する者

世の親は、真の愛を見失ってはならない

これだけオレがやっているという自惚れ心が、怒りを呼ぶ

一つ一つ誠心誠意、できることから着実に対応してゆく

捨て身ほどおそろしいものはない

他人の批判に一喜一憂していては

親切も度がすぎれば迷惑となる

年の罪

人間関係を損なっていること

よほどの深い因縁

時の流れが洗い出す事実は、名人の打つ太鼓のように遠く世に響く

第五章「なぜ生きる」抄

生きる目的がハッキリすれば…

「生命の尊厳」「人生の目的」を鮮明にせよ

人生には、なさねばならない目的がある。どんなに苦しくても、生き抜かなくては――

命とは、私に与えられた「時間」

「無常」は”常が無くつづかない”こと

「人間に生まれて良かった!」という生命の歓喜

「闇」に泣いた人だけに「光」に遇った笑いがある

兄弟

自分のことは自分が一番知っているわけではない

人間とはなんぞや

偽善者とは、人の為と言って善をする者

自身のことは、何も見られない

どんな生物でも死が苦しみである

永遠の今

生きる目的

涙の一滴一滴が、真珠の玉に