『なぜ生きる』の読者から最も多く寄せられた問いに答える
「こんな毎日の繰り返しに、どんな意味があるのだろう?」
「苦しくとも、生きねばならぬ、理由は何か」
誰もが一度は抱く疑問でありながら、答えが見つからず、あきらめている人が多いのではないでしょうか。
平成13年発売の『なぜ生きる』は、まずこの疑問に、学生や主婦・社会人が直面する現実や、医学・文学・音楽・芸術・哲学に関わる人々の言葉を分析することによって「生と死」を見つめました。そして、釈迦・親鸞聖人の言葉で解答を導き出しました。
「どんなに苦しくとも、人生の目的を果たすまでは生き抜きなさいよ。苦しみの波が絶えない人生を、楽しく渡す大船があるのだから」
という親鸞聖人のメッセージは、実に多くの読者に、生きる勇気を与えてきました。
しかし、このような人生の大問題は、1冊の本で語り尽くせるものではありません。『なぜ生きる』の読者からは、真剣な問いが、続々と寄せられています。前向きに生きようとする読者の問いに答えるため、満を持して発刊する続編が、本書『なぜ生きる2』です。
テーマは「どうすれば、親鸞聖人のように、大悲の願船に乗れるのか」。
生きる苦しみは、人によって様々ですが、この本の中には、人生の苦悩の根元を解決するヒントがあふれています。
また、親鸞聖人の教えを学ぶ人にとっても、これまで聞いてきた誤解、曲解が正され、新たな発見の多い書になるでしょう。