内容紹介

『なぜ生きる』の読者から最も多く寄せられた問いに答える

「こんな毎日の繰り返しに、どんな意味があるのだろう?」
「苦しくとも、生きねばならぬ、理由は何か」
誰もが一度は抱く疑問でありながら、答えが見つからず、あきらめている人が多いのではないでしょうか。

平成13年発売の『なぜ生きる』は、まずこの疑問に、学生や主婦・社会人が直面する現実や、医学・文学・音楽・芸術・哲学に関わる人々の言葉を分析することによって「生と死」を見つめました。そして、釈迦・親鸞聖人の言葉で解答を導き出しました。

「どんなに苦しくとも、人生の目的を果たすまでは生き抜きなさいよ。苦しみの波が絶えない人生を、楽しく渡す大船があるのだから」
という親鸞聖人のメッセージは、実に多くの読者に、生きる勇気を与えてきました。

しかし、このような人生の大問題は、1冊の本で語り尽くせるものではありません。『なぜ生きる』の読者からは、真剣な問いが、続々と寄せられています。前向きに生きようとする読者の問いに答えるため、満を持して発刊する続編が、本書『なぜ生きる2』です。

テーマは「どうすれば、親鸞聖人のように、大悲の願船に乗れるのか」

生きる苦しみは、人によって様々ですが、この本の中には、人生の苦悩の根元を解決するヒントがあふれています。

また、親鸞聖人の教えを学ぶ人にとっても、これまで聞いてきた誤解、曲解が正され、新たな発見の多い書になるでしょう。

執筆者プロフィール

書籍の感想

  1. 何が来ても乗り越えられる、精神的に支えができました-なぜ生きる2

      『なぜ生きる2』は、私の疑問に、まさに100パーセント以上、答えてくださっていました。ぜひ友人にもすすめたいと思います。 (富山県 55歳・男性)   人生は、いろいろな生き方があるんだなと思っています。うれしいこと、悲しいこと、楽しいこと、苦しいことなどです。私はこの本を読んで、すごく感動しています。「なぜ人間は生きなければいけないのか?」を問いかけると、それは、親鸞聖人が教えておられました。 大悲の願船に乗ることなんだなと。人生は誰も助けてくれない。海の旅の途中だから。 (北海道 25歳・女性)   先が見えない年齢になり、いろいろと寂しさ、苦しさ、体力的な衰え、その他無駄な考えばかりで、何か前向きになれる本を探していた時に『なぜ生きる』を買い、また『なぜ生きる2』を買いました。とても参考になり、明るい気持ちになりました。 (佐賀県 75歳・女性)   先般『なぜ生きる』を拝読いたしましたが、今回、『なぜ生きる2』を入手。「大悲の願船に乗ずる道のり」がよく理解でき、大変感激いたしました。深くお礼申し上げます。 (兵庫県 78歳・男性)   引き込まれるように読み返しました。下の欄の解説が縦書きなので、書き写しがスムーズにできまして、とても助かりました。ありがとうございました。 (大阪府 85歳・女性)   本書の帯に書かれている「難度海の人生が、明るい広海に転回する」(2章より)、この文章のとおりで同感です。大変参考になりました。 (青森県 80歳・男性)   難しい文章を現在の言葉に置き換えての理解もできましたし、原文も読むことで、覚えながらじっくりと、ゆっくり読ませていただきました。 生きてゆくうえで、しっかりした考えはもとより、精神的に支えができました。 生きるとはいろいろなことがあり、自分ではどうしようもないけれど、しっかりした考えを持っていれば、何が来ても乗り越えてゆけると思いました。身近に置いて、時々読み返しています。 (群馬県 57歳・女性)   見やすく、読みやすく、何度も手にとって読んでみたいと思う本です。難しい文字にはふりがながあり、解説があり、文字も大きく、老人には助かります。 重要なキーワード、写真などが豊富で、勉強になりました。 (秋田県 84歳・男性)

    2014.05.28

  2. どこを読んでもすごい。私の宝物です-なぜ生きる2

      苦しみの人生が素晴らしい人生に変わる。あまりのすごさに頭がクラクラしました。 阿弥陀様の本願、願船と、滝つぼ行きの今の船との違いにびっくりしました。 (兵庫県 50歳・女性)   平成13年に『なぜ生きる』を読んでから、高森先生の書籍に感動して、『光に向かって』シリーズをすべて読み、『なぜ生きる』第2巻の発刊を長い間待っていました。 難しい世の中を生きるための素晴らしい指導書と思っています。 (兵庫県 64歳・男性)   仏教の難しいところをわかりやすく説かれています。 浄土真宗各派の僧も、この本、および『歎異抄をひらく』を読み、親鸞聖人の教えを大衆に弘めてくださるよう、切望します。 (三重県 83歳・男性)   人生に絶望し、いつ死ぬか、どのような方法で死のうか、と考える毎日でした。一時は、ご先祖さまの墓前で焼身自殺を決心しました。そんな時、『なぜ生きる』に出会い、何度も読み返しているうちに、「よし、生きよう」と思うようになりました。そして、待望の第2巻に出会い、本当にうれしいです。 (岩手県 66歳・男性)   今までどの寺でも聞くことができなかった仏教の「教え」を教えていただき、まことにありがとうございます。生きる目的がはっきり教えられているので、一生懸命学びます。 (三重県 81歳・男性)   『なぜ生きる』を5年前に買い、何回読んでもすごいと思い、いつも傍らに置いていました。『なぜ生きる2』は、誰にでも分かりやすく書かれています。 絶対の幸福、大船に乗せていただく道のり……、どこを読んでもすごい。私の宝物です。ずーっと死ぬまで読み続けたい本です。 (福井県 66歳・女性)

    2013.12.19