私は、『子どもの心』という本を読みました。この本には、いじめを受けた人の体験談や、罪を犯してしまった子供の話が書いてありました。
特に心にきたのは、プロローグの部分です。ここの所は、いじめの体験談が書いてあり、読んでいるうちに共感して、どんどん悲しくなってきて涙がこぼれてきました。それは、私も軽いいじめを受けたことがあるからです。そのときは苦しかったけど、この話を読んでいると、自分より相当辛い思いをした人達がたくさんいるんだなぁと思いました。
私は、いじめは絶対いけないことだと思うし、ただ見ているだけもなくしたいと思います。いじめが消えないのは、いじめる人と同様、見ている人も多いからではないでしょうか? 見ているだけだと、長引くから、いじめられている人は精神的にも追い詰められてしまいます。止めるのは勇気がいるかもしれないけど、ちょっとしたコトをしてくれるだけでも、いじめられる側にとっては大きなモノとなると思います。元気が出るし、希望にもなるし……本当の友達ってこういう人のことじゃないかな?と思いました。友達って本当に温かいです。
この本に出会って、私は強い気持ちになれました。いじめに立ち向かうという気持ちになりました。だから、いじめられている人を哀れな目で見ないでほしいし、いじめの現実を知ってほしいです。誰でも力になってほしいと思います。今もどこかでいじめと闘ってる人がいると思います。そういう人達に、「あなたが悪いワケじゃない。”本当の友達”を見つけてほしい。ゆっくりがんばろう」。
そう、伝えたいです。みんなに前を向いてほしいから……。