ぼくは、こう思いました。生めば100%死ぬと言われているのに、このお話のお母さんは、子どものためにいのちをかけてうんだのがすごいなと思いました。
もし自分がお母さんだったら、ちょっといやだと思いました。なぜかと言うと、ぼくだったら自分のいのちが大切だけど、もしぼくが大人になって子どもができたら、きっとこの本のお母さんのような、ふしぎなきもちになると思います。
お母さんに、ぼくとお姉ちゃんのことを聞きました。
お姉ちゃんは、おなかの中で死にかけたそうです。そのときにお母さんは、ますいがきく前におなかを切ったそうです。でもぼくが読んだ本のお母さんのように、お姉ちゃんがたすかるなら死んでもいいと思ったそうです。
ぼくは、本当は生まれなかったそうです。お姉ちゃんが生まれたあと、先生からもう子どもは出来ない、と言われたそうです。ぼくが生まれるとわかった時、お父さんとお母さんは、
「きせきだ」
と言って泣いたそうです。でもぼくは、頭でっかちで出られなかったから、またお母さんはおなかを切ったそうです。
お父さんやお母さんは、とってもやさしいけど、たまにぐちぐちうるさいけど、やっぱり大すきです。