6月といえば、何の季節でしょうか?
あるアンケートでは、「アジサイ」「梅雨」「祝日がない」、そして「父の
日」が挙げられていました。
華やかなものとしては、「ジューンブライド」もあります。
ジメジメよりも、明るく楽しいイメージで過ごしていきたいものですね。
朝礼やスピーチで使える!「光に向かって」名言集
弊社刊行の「光に向かって」は、累計100万部を突破した大人気シリーズです。
キラリと光る一言に、心打たれたという声もたくさん頂いています。
本シリーズにちりばめられた名言、格言を、「名言集」としてまとめました。
朝礼やスピーチなどで紹介すると、注目を浴びること間違いなし!?
結婚式、職場(朝礼)、就職活動の3ジャンルに分類してあります。
例えば、結婚式については、こんな名言があります。
以下のリンクからごらんくださいませ。
↓↓↓↓↓
他を生かす者は真実に死ねる ~映画「なぜ生きる」の舞台
このたび《完全版》が公開された映画「なぜ生きる─蓮如上人と吉崎炎上」は、室町時代の越前国(福井県)吉崎が舞台です。
この映画に描かれている事件は、高森顕徹先生の『光に向かって123のこころのタネ』でも書かれています。
どんな出来事があったのでしょうか。
転載いたしましょう。
蓮如上人の北陸布教の基地、吉崎御坊(福井県)が炎上したのは文明6年3月28日のことだった。
60歳に達せられ、とかく日常の挙動さえも、もの憂き頃の上人は、
「火事だ!」
と聞かれるや、取るものも取りあえず外へ飛び出される。
「しまった!」
大きく叫ばれたのはその直後であった。
どんな人にも不覚はあるもの。
拝読中の親鸞聖人の真筆『教行信証』「証の巻」を、居間に置き忘れられたのである。
あまりの失態に驚き、取りに戻ろうとされる決死の上人を、弟子の本光房は見のがさなかった。
「お師匠さま。私にお任せください。必ずお守り申します」
叫ぶや否や脱兎のごとく、黒煙渦巻く猛火に躍りこんだ。
地獄の炎の中をくぐり抜け、やっとの思いで上人の居間にたどり着いた本光房は、無事であった聖教をしっかりと握りしめ安堵した。
が、時すでに火は八方に回り、脱出する術は絶えていた。
「大事なお聖教をお守りし、上人の御心を安んじ奉るには、今はこれまで」
悲壮な覚悟をした本光房は、やおら懐剣を取り出し腹十文字にかき切り、臓腑の中深く聖教を押し込み、五体を残忍な火炎にまかせた。
火が鎮まり、上人の居間あたりに焼死体が静かに横たわっていた。
黒焦げの死骸からは、不思議にも護法の血に染まった聖教が、無傷のままで発見された。
無残な焼け跡に立たれた蓮如上人は、愛しい本光房の死骸を撫でながら、
「本光房よ。そなたの勇猛果敢な殉教に、蓮如、心からお礼を言うぞ。
そなたに守られた親鸞聖人の著作は、必ずや世界の光となって、人々を真実の幸福に導くであろう」。
その涙はとめどもなくキラキラと、夕日に輝いていた。
真実に死ねる者は、永遠に生き抜く無上人である。
書籍情報
『新装版 光に向かって123のこころのタネ』
高森顕徹 著
定価:本体 1,100円+税
主な内容はコチラでご紹介しています。
今週の1万年堂ライフおすすめ記事
1万年堂ライフのおすすめ記事を紹介します。
「あなたの人生のサポーター」として、子育て・人生相談・仏教の切り口で、幅広いテーマを取り扱っています。
無料で読めるWeb記事ですので、ぜひ読んで、お友達にもご紹介ください!
子育てハッピーサポーターのおすすめ
妊娠が分かると、赤ちゃんに早く会いたいという期待と同時に、陣痛に耐えられるだろうか、と不安も募ります。
もちろん陣痛の痛みはありますが、出産の不安を和らげ、乗り越えるために、知ってほしいことをまとめました。
この記事を読んで、少しでも不安を減らし、素晴らしい出産の瞬間を迎えていただきたいと思います。
(つづく)
人生相談プロフェッショナルのおすすめ
「匿名だから、大丈夫」との思いから、インターネットの掲示板には面と向かっては言えないことも、つい書いてしまうかもしれません。
実際に掲示板には見るに堪えない悪口・中傷が飛び交っています。
掲示板への匿名の書き込みは本当に個人を特定できないのでしょうか?あるいは特定可能なのでしょうか?ネット問題を多く扱われている弁護士の小倉悠治先生にお聞きしました。
(つづく)
仏教塾いろはのおすすめ
職場の人間関係で悩む人は多いですよね。
新入社員が入ってくると、先輩たちは後輩の指導に悩む毎日。
ジェネレーションギャップがあって言うことをなかなか理解してもらえなかったり、自分が当たり前にできることができなかったり、前に教えたことをまた聞いてきたら、「この前も言ったのに」と、ムッとする気持ちが出てきたり・・・。
関係を良くする考え方を、仏教塾の塾長に聞いてみました。
(つづく)
メルマガの登録はこちらから