共感しすぎて日が暮れて…。人気マンガ家の高野優さんが、HSPだと知ってからの驚きと発見をマンガエッセイで綴ります!
幼い頃から感じていた、苦手なことが多すぎた理由がわかったとき、ようや自分自身にOKを出していけるのではと思います。
“驚き”のHSPチェック
HSP+HSS(刺激探求タイプ)=!?
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育児マンガ家の、高野優です。
ひょんなことから自分自身がHSP/HSSだと知り、
まずはじめに口からでたのは「あ〜、だからか〜」の一言。
そのあと「な〜んだ」と、ちょっとだけため息まじりの言葉。
敏感なのに、衝動的。
熱しやすく、冷めやすい。
幼いころからアクセルとブレーキを同時に踏んでいるような性格のため、
頭を抱えていた両親は、わたしを軌道修正しようと、いつだって躍起だった。
もしもそのとき、HSPという言葉が浸透していたら‥‥。
もしもそのとき、病気ではなくて特徴だと知られていたら‥‥。
たくさんの「もしも」が頭のなかを行ったり来たり。
もう戻れないからこそ、同じように悩む方がひとりでも少なくなるために、
この場をお借りして綴らせていただけたら。
- HSP(Highly Sensitive Person)…5人に1人のひといちばい敏感な人のこと。音や匂いなどの刺激に敏感、共感力が高い、物事を深く考える、などの特性を持つ。
- HSS(High Sensation Seeking)…新しいもの好き、初めての出来事を楽しむなど、外交的で好奇心旺盛なタイプ。