他人の気持ちに敏感で、共感力が高い。その分、相手に振り回されやすく、疲れやすい…。
こういった人一倍敏感な人(HSP)が、最近、芸能人の間でも話題になっています。
NHK 「となりの子育て」で司会も務めた人気マンガ家の高野優さんが、一足早くHSPだと気づいた共感いっぱいのマンガエッセイ、第2回をお届けします!
いつだってお悩み相談所
共感力の高さがしんどいときは?
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育児マンガ家の、高野優です。
とにかく聞き流すことができなくて。
真剣に話してくれているのだから、
こちらも真剣に聞かなくっちゃ!と、
ついつい肩に力が入ってしまいがち。
いいかげんなくせに「超」がつくまじめ
(両極端なのはHSP/HSSのなせる技)
聞き終わる頃には、いつだってへとへと。
持って生まれたストレートな共感力のおかげで、
誰かと手を取り合って、
感情の赴くまま素直に喜んだり悲しんだりと、
良い面はたくさんあるけれど、
喜びすぎたり、悲しみすぎるのは、ときにしんどい。
そんなわたしを救ってくれた言葉こそが「境界線」。
この大切なキーワードを明橋先生から教えてもらうのは、ずっとあとのこと。
- HSS(High Sensation Seeking)…新しいもの好き、初めての出来事を楽しむなど、外交的で好奇心旺盛なタイプ。HSPとあわせ持つこともある。