台風が近づいているときなど、ちょっとした気温や気圧の変化で不調になったりしませんか?
さらに、人間関係の空気の淀みがわかるなら、あなたは、HSP(ひといちばい敏感な人)かもしれません。
幼いときから感じていた、これらの疑問をたどるのは、人気マンガ家の高野優さんです。自分の敏感さを知ることの大切さを教えてくれる、マンガエッセイ第4回をお楽しみください!
天敵は気圧の変化と淀んだ空気~台風が来るたび孫悟空に変身!
ひといちばい敏感な理由がわかって一安心
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育児マンガ家の、高野優です。
幼いときから、鼻が効くと思っていたけれど、
そのわりには腐った食べ物に鈍感で、
敏感なのは空気だけだと気づいたのは、大人になってからのこと。
雨や雪が降る前の匂いがわかるのは良しとして、
問題は空気の濁りや淀み。
満員電車の中や、学級崩壊している教室から漂う
あの息が詰まりそうな空気は、けっこうしんどい。
まるで、薄くて暗い膜を張っているみたい。
おもいきって勢いよくばりばりと、
その膜を破れたら、どんなに爽快なんだろう。
普段は横着なくせに、換気にだけは人一倍
気を遣う理由がわかって一安心。
そういえば、雨が降るときに鼻をくすぐる独特な匂いには、
ペトリコール
という化学物質の名前がついているそう。
なんともかわいい名前だこと。
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