HSPのチェックリストの一つに、「とても誠実である」という項目があります。
でも、「とても誠実ですか?」と聞かれて、「とても誠実です」とは答えられないのが“HSP”かもしれません。
そんなHSPの性分を、“申し訳ない病”と愛をこめて呼ぶのは、人気マンガ家の高野優さん。
ひといちばい敏感な人の日常を、笑いに変えて、癒やしに変えて。ハートフルなマンガエッセイ連載11回目をお届けします!
高野優のオフィシャルブログ:「釣りとJAZZと着物があれば」
娘はとっくの昔から理解していたのかも
HSPの性質上、なかなか図太くなれないなら…
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育児マンガ家の、高野優です。
正義感が強いわけではない。
(と、大声で言うのもどうかと)
それなのに、いつも背後から押し寄せてくる
「申し訳ない病」。
三人の娘たちには、
家事が苦手な母親で申し訳ないと思い、
講演に来てくださったお客さまには、
せっかく来てくれたんだから、
100%愉しんでもらわないと申し訳ないと思う。
いつだって、きゅきゅーっと肩身が狭い。
もっと図太く、もっと図々しくなれたらいいのに。
師匠でもある明橋大二先生から
こう教えてもらったことがある。
「申し訳ないを、ありがとうに変えよう」と。
まずはそこから。
たくさんの興味深いサイトがあるのに、
わたしのページを読んでくださるのは
なんだか申し訳ない・・・ではなく、
このページを読んでくださってありがとう。
ほんとうにありがとう。
心から感謝をこめて。
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