共感しすぎて日が暮れて~寝ても覚めてもHSPな高野優のマンガエッセイ #17

  1. 人生

HSPの才能を発揮させるには、自分のペースで働けること:高野優のHSPマンガエッセイ⑰

HSPは、1度にたくさんのことを頼まれるのが苦手なところがあります。要領が悪いのではなく、敏感であらゆることに気づいてしまうため、対応を考えただけでオーバーフローしてしまうのかもしれません。

「自分で段取りを決められるようになってからは、気にならなくなった」とバリバリ仕事をこなす、HSPマンガ家の高野優さんも、デザイン事務所時代には人知れぬ気苦労が…。

実のある働き方改革を目指すなら、ぜひ知っておいてほしい、優さんの(今回はちょっと社会派)マンガエッセイvol.17です。

高野優のオフィシャルブログ:「釣りとJAZZと着物があれば」

HSPの底力を発揮させるには?

高野優のHSPマンガエッセイ

今になってわかること

  1. 高野優さん似顔絵

    育児マンガ家の、高野優です。

     

念願叶って入社した事務所だというのに、

上司からは 「給料ドロボウ」 と怒られてばかり。

 

ひとつひとつの仕事はきちんとこなせるのに、

一度にあれこれ頼まれると、

たちまち効率が悪くなってしま

 

仕事中に来客があると、お茶を淹れ、

気の利いた世間話をしながら上司に引き継ぎ、

なにごともなかったかのように仕事に戻る同僚。

 

一方、わたしときたら、

作業中に手を止めて来客の対応をしたら最後、

もとの集中力に戻すのは至難の業。

 

いとも簡単に、さらりとこなす周りを眺めては、

自分の要領の悪さがなさけなくなる。

 

結局、

給料ドロボウという言葉が耳と胸に痛く残り、

退社してフリーランスで働くことに。

 

今になって、ようやくわかる。

嘆くほど仕事ができないわけじゃなくて、

同時進行が苦手だっただけ。

あのとき、それがきちんと説明できたらよかったのに。

 

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明橋大二(著) 太田知子(イラスト)