ある日息子の手と足、そして顔にもポツポツが!
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2歳の男の子を育てているナミです。
こんなネーミングの病気があるなんて、初めて知りました。
どんな病気なのか、教えてください!
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皮膚科のドクターに聞く!手足口病ってどんな病気?
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こんにちは!皮膚科医の花川です。
手足口病はこんな病気です
手のひら、足のうら、口の中や回りに、米粒くらいの赤いブツブツができる病気です。
通常、痛みやかゆみはありませんが、ひどくなると痛くなってきます。
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ひどくなると、お尻にもブツブツができます。そうなっても「手足口尻病」とはいいません。笑
多くは自然に治りますが、ブツブツがひどくなったり、汁が出るようになったら塗り薬をつけたほうがいいでしょう。
高い熱が出た、元気がない、嘔吐した、などありましたら、病院に行きましょう。
主に口からうつります
手足口病は、のどに感染したウイルスが原因です。熱や風邪の症状、体のだるさを伴うこともあります。
咳をした時や、しゃべった時に、口からウイルスがまき散らされて、うつることがあります。特に1~2週間は要注意です。
また便からもウイルスが出ていくので、トイレから出たらキレイに手を洗いましょう。
保育園や学校に行っても大丈夫です
ウイルスは、1カ月たっても、まだのどにいますし、便からも出ています。
しかし、1カ月間登校(登園)禁止というのはかわいそうですので、「学校保険安全施行規則」では、元気がよければ登校(登園)してもよいことになっています。
その場合もマスクと手洗いは大切ですよ。
お尻にできることもあるのですね!
どんな時に病院に行ったらいいのか、分かると安心です。
やっぱりうつる病気は、手洗いが大事なのですね。