世界にもある!そもそもことわざって?
誰しも一度は耳にしたり、言葉にしたりしたことのあることわざ。
そういえば、そもそもことわざとは、どのようなものなのでしょうか?
ことわざとは、昔から言い伝えられた風刺、教訓などを含んだ短い言葉のことをいわれます。
「笑う門には福来る」
「石の上にも三年」
「転ばぬ先の杖」
日本人の多くが、言葉を見ただけでその意味を理解することができるのではないでしょうか。
社会人になったばかりの頃、ある人から言われたことがあります。
「その仕事の良し悪しは1年ぐらいでは分からない。
『石の上にも三年』とも言われるし、続けて頑張れ」
ことわざを出されると妙に説得力があって、素直に言葉を受け入れることができたのを覚えています。
ただ「続けて頑張れ」と言われていたら、腑に落ちなかったかもしれません。
昔から伝えられてきたからこそ、きっと言葉自体に重みがあるのでしょうね。
世界にも、国は違えど昔から伝えられてきたことわざがあります。
では、世界ではどんなことわざが伝えられてきたのでしょうか。
私たちには意味不明?面白い世界のことわざ
その国独自の文化がにじみ出ている世界のことわざはたくさんあります。
ここではその一例を紹介します。
・仏像の背中に金箔を貼る(タイ)
⇒人の目につかないところで良い行いをする・ここに銀貨三百両なし(中国)
⇒自分の秘密を隠すために用いた方法が逆に秘密を明るみに出してしまったこと・タンゴを踊るには2人必要(イギリス)
⇒争いごとが起こった時に責任の所在は両方にある。・ベーコンを手に入れようとソーセージを投げる(ドイツ)
⇒小さな元手で大きな収穫を得ること・飢えは叔母さんではないからピロシキをくれたりしない(ロシア)
⇒困ったときは自分で解決しなさい
「なんでこの言葉からこの意味が出てくるの?」と、不思議に思いますよね。
こういった世界のことわざが私たちに何を教えてくれるのか、今後の連載で書いていきます!
ことわざで世界旅行へ!今後の連載予定
ことわざを学びながら世界旅行気分を楽しみましょう!
今後は、国ごとに世界のことわざを紹介します。
次の国々を予定しています。
・中国
・韓国
・タイ
・イタリア
・ドイツ
・イギリス
・エジプト
・南アフリカ
・アルゼンチン
・ブラジル
・アメリカ
・カナダ
・ロシア
これらの国々には、どのような世界のことわざがあるのでしょうか。
どうぞ、お楽しみに!