大学生になったら、まずアルバイトと意気込む人がほとんどです。
ところが、アルバイト先で、なぜかいつもビクビク・オドオドしてしまう悩みをもっている人がいます。
もしかしたら、あることが原因になっているかもしれません。それは一体なんでしょうか?
現役女子大生のHさんに、バイトでのビクビクあるあるについてインタビューをしました。
あなたも共感するエピソードかも??
バイトで”ビクビク疲れ…”あるある5選!
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女子大生のHです。アルバイトは友達がしているのに、してないのも変かなと思って始めました。家の近くのお好み焼き屋で働いてます。
※写真はイメージです
①先輩のちょっとしたつぶやきで、メンタル崩壊する。。。
バイト始めたばかりのころの話です。
飲食業は、お水や食事を出したり、お会計したり、片付けたり、と覚えなきゃいけないことがたくさんあります。
もうそれだけで頭がパンパンになってしまいます。
それで、やるべきことの優先順位が全然つけられず、何をしたらいいか分からなくなり、焦りがちです。
先輩は忙しく動いているのに、自分は何もできなくて、すごく申し訳ない気持ちによくなっていました。
ここまで何もできない自分にショックを受けていたんです。
なんとかしないとと思って、勇気を振り絞って先輩に聞きました。
「次に何をしたらいいですか?」
すると、忙しく動き回っていた先輩が私を見てひとこと。
「忙しくて、全部は見きれないよ。自分で考えて動いて」
そのつぶやきを聞いた瞬間、泣いてしまっていました。
何もできなくて、本当に申し訳ない、という謝罪の気持ちと
自分で考えてと言われても分からないという困惑で、パニックになりました。
先輩も怒ったわけではなく、ちょっとした一言だったんですが、過剰に受け止めてしまったんですよね…。
だから、初めての給料をもらったときは、何もできなかったのにお金をもらうことが申し訳なさすぎて、まったく喜べなかったです。
②人が怒られていると、自分も怒られているようで凹む。。。
私より、少し先に働き始めた、T君という大学生がいます。
ある時T君が、たくさんの刻まれたネギが入ったタッパーを落として、先輩に叱られていました。
先輩は、いつも刻んでいるネギを、無駄にされたことが許せなかったみたいです。
でもT君はすぐに謝らなかったんです。
すると、先輩がエスカレートして、
「お前、何を考えてるんだ!なんだその態度は!」
と怒鳴りました。
私は隣にいただけでしたが、このとき先輩が本当に怖かったです…。
私が怒られているんじゃないか、と受け止めてしまいました
今も、思い出しただけで怖いです。
怒られている時はちょうど、車に乗っていて、人とぶつかりそうになった時の「ヒヤッ」とする感じと似ています。
他の人が怒られている話を聞くと、この「ヒヤッ」する感覚を私も感じてしまうんです。。。
③他人の目が気になって、大きな声が出せなくなる。。。
みんなハキハキ挨拶をする活気のあるお店にいました。
私も私なりにがんばって、「いらっしゃいませ」と言っていました。
…けど、よく「声が小さい!」と言われていました。
「いらっしゃいませ」っていう声が、お客様には届いてなかったようです。
私は昔から大きい声を出すのが、すごく苦手でした。
「他の人にどう思われるかな」って思うと、緊張して、声が出なくなるんです。
だから声を出そうとするときは、本当に恥ずかしい気持ちでやっています。
それで私なりに精一杯やったつもりでしたが、それでもダメだったようです。。。
④時計の音にも反応してしまう私。。。
お客様がお好み焼きを食べるとき、コテをよく落とされてる時があります。
そのときに、ガシャーンと大きな音がするんです。
これを聞くと、体がビクッとしてしまい、体が硬直してしまいます。。
大きな音ならまだしも、小さな音にも反応してしまいます。
製氷機に氷ができて、落ちてくるときにカタカタッという些細な音にも、驚いていました。
さらには時計の音も、すごく気になってしまう私でした。。。
⑤「お店に迷惑がかかるのでは?」辞めたいけど、辞められない。。。
アルバイトを辞めたいと思う時は何度も、ありました。
理由は、喘息も持っているので、店内のタバコの空気を吸うことが辛かったからです。
あと仕事の量も多いので、このまま仕事をこなせるか、続けていけるのかと、不安に思ったからです。
けれど、アルバイトに入れる人も少ないので、「もし私が辞めたら、このお店はどうなるだろうか」ということまで考えてしまいます。
そうすると、辞めるなんて、絶対に言い出せません。
もし「アルバイトを辞めます」と伝えると、必ず店長から理由を聞かれて、強く説得されるかもしれないと、想像しちゃうと、とても怖いです。
だから、未だに辞められず、続けています。。。
もしかしてHSPが原因?
アルバイト先で仕事をする中で、他の店員さんとは違う、自分自身に違和感を覚えたHさん。
「人の言葉を深く受け止めてしまう」「怒られている人がいると共感する」「義務感が強く辞めることができない」
もしかしたら、HSPの性質が原因かもしれません。
HSPとは一体、何でしょうか?
次回以降も、HSPの実体と、Hさんが大学生活で感じた悩みに、より迫っていきたいと思います。
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