いよいよ待ちに待った、友達との旅行。
この日をずっと楽しみにしていたのに、終わってみると、なんだかどっと疲れてしまう。
「私って、他の人と違うのかな?」「ちょっと気にしすぎなのかな?」
と思ったことはないでしょうか?
実はそれって、HSPの性質から、来ているかもしれません。
女子大生のIさんに、インタビューをしてきました。
女子大生の旅行疲れあるある7選!
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女子大生のIです。温泉につかってゆっくりすることが、旅行での一番の楽しみです。
自然豊かな温泉旅館に、泊まってみたいですね。
※写真はイメージです
①友達がドン引きするほど、予定を細かく決めてしまう…
友達とゴールデンウィークを利用して3日間、長崎のハウステンボスへ、旅行に行った時のことです。
まず3日間の流れを確認するために、パンフレットを持ち寄って、話し合っていました。
最初は、「どんなアトラクションに乗ろうか?」「どうやって長崎に行こうか?」と盛り上がっていました。
しかし、私が、「出発は何時何分だね」「アトラクションを回る順番はこうしよう」「朝・昼・晩のご飯はこれを食べよう」「合計金額はこのくらいだね」「帰りは何時何分だね」と話し、手帳に事細かなスケジュールを書いていたところ、友達から、
「え~そこまで決めるの~!?」「さすがにちょっと細かすぎじゃない?」と驚かれてしまいました。
私にとっては、普通のことでした。
予定を決める時は、一通り深く考えて、最悪を考えてからにしないと、行動できないので、友達が驚いた理由が、全然わかりませんでした。
②とにかくゆっくり休みたい! ホテル選びが旅行のキモ
旅行で一番の楽しみは、ホテルで過ごすことです。
特に、温泉でゆっくりできることが重要で、温泉付きではないホテルに宿泊することになると、テンションが半減してしまいます。
だからホテル選びに一番こだわります。
一緒に行った家族からは、「せっかく旅行に来たんだから、ホテルを出て観光しないと、旅行に来た意味がないんじゃないの」と言われます。
しかし、私はホテルでゆっくりと過ごすことこそが、旅行だと思っているのです。
ホテルで過ごす時間は、旅行の合間に、「身体を休める」という時間ではなく、旅行のキモなのです。
「ホテルに行って休みたいから旅行する」これが私の旅行に対する考えです。
このこだわりは、譲ることができません。
③美しい映像に、友達は「ウットリ」 私は「グッタリ」
アトラクションの中には、世界各国の様子がスクリーンに映し出されて、思わず世界を旅している気分が味わえるものがありました。
壁と床が、大きな音と光に包まれて、世界の海や都市の風景がパッパッパッと切り替わっていきました。
友達はウットリと見とれていて、終わった後は、「楽しかったね!」と言っていました。
しかし、私はもうグッタリでした。
チカチカ映像が切り替わっていくのを見ると、目に入る刺激がものすごく強いので、だんだん目を開けることができなくなっていました。
また、周りで流れる音楽も、ものすごい音量で、圧倒されていたのです。
友達には申し訳ないですが、「早く終わらないかな」「正直見てるのがしんどい…」とずっと思っていました。
その日の夜は寝込んでしまって、翌日は旅行どころでは無くなってしまいました。
④海外旅行は特に辛い! 乗りたいけど乗れない飛行機
飛行機の移動は、本当に苦手です。
離陸した直後は気圧が大きく変化するので、耳がふさがって、ずっと耳鳴りが続く感じがします。
上空にいる間も、ずっと耳がふさがっている感じがするので、長時間の移動になればなるほど辛いです。
周りの音が聞こえにくくなって、耳に水が入ったような感じになってしまいます。
だから翌日は、一日中その感覚が残ってしまって、旅行を楽しむことができないので、できれば、飛行機で行くような場所は避けたいです。
海外旅行にも誘われましたが、長時間での飛行機の移動は辛いのです。
もしどうしても飛行機に乗らないといけない時には、ずっと音楽を聞いて、耳鳴りがしないようにしています。
⑤「休みたい」が言えない!空気を読みすぎた結果、見る専に
友達とテーマパークに行った時のことです。
友達は乗り物が好きなので、次々とアトラクションを周っていますが、私はゆっくりと景色を楽しんだり、ショッピングをしたりする方が好きだったので、しばらくして、友達についていけなくなりました。
外で日差しが強かったこともあり、熱が出てしまったのですが、「もし休むって言ったら友達はどう思うかな?」と考えてしまって、結局最後まで、一緒に行動していました。
友達も、私が無理をしていることを察したのか、「もっと行きたいところがあったら、ガツンと言っていいよ」と言いました。
でも、「ガツンと言っても、どこまでは言ったらいいんだろう?」「言ったら相手が傷つくんじゃないか?」と考えてしまい、言わないキャラで通してしまおう、と思って、結局何も言わなくなってしまいます。
自分の意見をはっきり言える人を見ると、とても憧れますが、自分は絶対になれないと思います。
⑥夜からが本番…じゃない!はやく寝ないとダメなんです。。。
友達は、日中ずっとアトラクションを周った後でも、夜のパレードを楽しみにしていて、私を誘って、パレードを見に行こうとします。
しかし、私はアトラクションを周ったり、友達と会話をしたりするだけで、相当気を遣っていて、夜になると体力が無くななり、早く寝ないと、翌日に影響が出ると思っていました。
でも断れなくて、一緒にパレードに行きましたが、周りの盛り上がった声と、パレードの光で、余計に疲れてしまいました。
ホテルに帰って、やっとぐっすり眠れるかと思ったら、今度は、ずっと興奮した状態で、眠ることができませんでした。
夜に活動すること自体がとても辛いのです。
⑦豆電球でも目が覚める!お願いだから、スマホも消して。。。
眠る時は、真っ暗で、静かになっていないといけません。
小さな豆電球の明かりでも、点いていると寝られません。
電気を消してからも、友達はずっとスマホの画面を見ているのですが、私は、スマホの光であっても目に入ってくると、ずっと眠れなくなってしまうので辞めてもらいたい、と思います。
「早く消してほしい」と思って、布団をかぶりますが、余計に友達のことを意識してしまって眠れなくなります。
もしかしてHSPが原因かも?
「予定を細かく考えすぎてしまう」「光や音などの刺激に敏感」「空気を読み過ぎて疲れてしまう」「ゆっくり休みたい」という特性は、HSPから来ているかもしれません。
このシリーズでは、女子大生の具体的な事例を通して、HSPに迫っていきます。
続きもよかったら、ご覧ください。
もっと早く、HSPのことを知りたい!という人は、以下の書籍をご覧ください。
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