HSPのあなたは、静かな場所での大きな話し声が苦手?
それとも、パソコンの強いタイピング音にビクッとする?
同じHSPの親子同士でも、どんな音に敏感かは生まれ育った環境や生活で変わるもの。
そんなことをきめ細やかに綴る、マンガ家の高野優さんが、今度はHSPと非HSPの喫茶店での聴こえ方をレポートしました。
それぞれの音の世界を、ぜひ体感してみてください!
高野優のオフィシャルブログ:「釣りとJAZZと着物があれば」
ドアチャイムや、他のお客様の声は気にならない?
「そもそも」。
普段「そもそも」なんて言葉を使う機会はなかなかないけれど。
そもそも、HSPの方が聞こえる音の世界と、
非HSPの方が聞こえる音の世界とでは、こんなにも違っている。
どちらが良くて、どちらが良くないという話ではなくて、
ただ違うだけ。それだけ。
普段、わたしの耳に3Dのごとく飛び込んでくる音の数々。
これだけの音を自分で処理していくのだから、
家に帰った途端、ぐったりしてしまうのは当然のこと。
一方、非HSPの次女の場合。
電車で隣に座る方のヘッドフォンから音漏れが聴こえてきたら、
「うるさいなぁ」と不快には感じるものの、
しばらく経つと慣れるのか、
それとも不快なレベルがもともと低いのか、
気にならなくなるらしい。
きっと、耳に雑音をシャットアウトするフィルターがかかっているのかも。
いいなぁ、そのフィルター。
どこかに売っていないかしら。