子ども同士のいざこざに親が出ていくのは、一体どのぐらいの年齢まででしょうか?
小学2年生にして「親が出ていって解決するという季節は、とっくに終わっていた」というエピソードを語られるのは、『すべてを叶える』の著者・新谷典子さんです。
親が子どもに教えることも大切ですが、子どもが大人に教えてくれることに気づけたなら、仕事も人生も、きっと何倍も豊かになるに違いありません。
ハッピーマインドを磨くヒントを続けてお届けします!
(1万年堂ライフ編集部より)
私のプロフィールや経歴を見て、「猪突猛進に仕事をこなしているマッチョな女性を想像する」と言われたことがあります。
今でこそ、大勢の前で話をすることも多いのですが、本当は人前に出るのも億劫で、孤独を好むタイプです。
そんな自分に悩んでいた時期に、私自身が「HSP」だと知って納得するとともに、とても気持ちが楽になりました。
そして、一層、仕事と家庭とに向き合えるようになったと感じています。
HSPであるからこそ、相手の気持ちや状況の変化に敏感で、いち早く対処できたり、相手の気持ちに寄り添ったりできることもあります。
生きていると、様々なトラブルにみまわれることも、理不尽だと思えるような困難な出来事が発生することもあります。
ですが、 あらゆる困難にチャンスを見出すほうが、あらゆるチャンスに困難を見出すよりも、ハッピーに生きられます。
そんなヒントになるエピソードの一つを、皆さんに共有していきたいと思います。
(新谷典子)
8時間目の授業は入浴?家庭でこそ学び合えること
生後4カ月の息子が寝ない案件。
1時間以上続けて寝ない。授乳、げっぷさせて、おむつも替え、抱っこして、背中をトントン…ウトウトしだし…。
寝たかと思ったら、私のくしゃみに驚いて目を覚まし、また起きる…。
こんな状況が3歳ぐらいまで続きました。
息子が寝たかと思ったら、次は3歳上の娘が起きだして。
息子が5歳の時には、アトピー性皮膚炎と診断され、親子して寝られない生活が続くようになりました。
寝ついたかな…?で、30分経ったら「かゆい」とかきむしりだし、なかなか寝られない息子。
お風呂の時間がまた苦痛。
かき傷がすごくしみるらしく、洗うのがつらい。かなりただれてしまっていたので、息子も、お姉ちゃんはつるつるでいいな、とうらやんでいた。
「幼稚園もしんどいからやめたい。でもお母さんはPTA会長だから、オレがやめたら皆に迷惑かかるのかなあ…」と言っていたぐらいです。
そんなこと心配しなくていいのに、と泣けてきました。
幼稚園の先生、ママ友の支えもあり、何とか卒園まで通えました。
小学1年生の時には、体の8割を包帯で覆っていました。
保護するために、かきむしらないために、薬を塗って包帯して。
その後入院もし、退院したものの、包帯をしてやっと学校に通っていた小2の時のこと。
「友達からアトピーマンって言われた」
淡々と語る息子の言葉を聞いて、私は胸が締めつけられました。
「その子誰?…名前を教えて」
私の静かな怒りを察知したのか、息子は、「お母さんに言ったら、その子をフルボッコにするやろ、だから名前は教えられない」
娘いわく、お母さんは子どものことになると感情的になる。
子ども同士の争いには出ちゃだめ、そもそも「争い」レベルではない話。
息子いわく、アトピーであるのは事実。
だから何?と相手に問い返すと、彼は何も言い返さなかった。
4時間目の授業中に、彼にケシゴムを貸したら、「ありがとう」と言っていた。
悪いやつじゃない、と。
その話を聞いて、ボロボロ涙を流した私に、ヨシヨシしてくれた娘と息子の手のひらの感触は忘れられない。
さらに上手に年下男子を統べる娘のおかげで、息子と友達のいざこざも無くなり私が出る幕はなかった。
その他のいざこざも、姉弟だけで、たいていは解決した。
そこには、小学校の先生のさりげない見守りもあったに違いない。
親が出ていって、解決する、という季節は、とっくに終わっていたのでした。
「子どもというのは、守られるべき弱き存在」という認識も違っていたのだなと教えられました。
息子は、小3まではかきむしった傷で手がしみて、カバンも持てない状態でしたが、小学4年生の現在は、家族内で一番の美肌になり、今では私の冬場の肌荒れを心配してくれています。
あんなにお風呂がイヤだと泣いて、入浴の時間が憂鬱だったのに…。
ある日息子が「お風呂って気持ちいいものなんやね」とつぶやいたのです。
「お風呂が気持ちいいって、そんなにうれしいんだ」と、私はその幸せに泣きました。
現在、息子はお風呂での遊びに凝っています。
浴槽内でバシャバシャと四股踏みをしたり、湯船にダイブして「ビターン!」という音の大きさを楽しんだり。
まるで、腹ダイブで愛を伝える、ムンクイトマキエイのごとし。
「ムンクイトマキエイは、あのビターンの音が大きければ大きいほどキューアイ(求愛)がうまくいくらしい」(息子の情報源は『続ざんねんないきもの事典』)
私の時間割の8時間目の科目は「入浴」。
息子に教えてもらった学びでした。
人生で大切なことのたくさんは、お風呂場で学んだ
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子育て、家族の介護を担いながら、人材育成のプロとして活躍する著者だからこそ分かる、女性のあらゆるイベントを輝きに変える「ハッピーマインド」の磨き方が、31話にまとめられています。
ものごとの見方を変えるだけで、生き方が変わってくる。
新谷さんの言葉を聞いていると、希望と勇気がわいてきます。
コロナ時代に迷うすべての人に読んでもらいたいと思います。
(明橋大二)
と、シリーズ500万部突破『子育てハッピーアドバイス』の著者・明橋大二先生も推薦!
ラジオ番組でも、続々と取り上げられています!
KBS京都「妹尾和夫のパラダイスKYOTO」12/11
先週12月11日(金)には、KBS京都ラジオの人気番組「妹尾和夫のパラダイスKYOTO」に生出演されました。
30分番組のところ、パーソナリティの妹尾和夫さん、アナウンサーの海平和さんとのトークが盛り上がり、大幅に時間延長されるという嬉しいハプニングも。
さっそくKBS京都のホームページで、その日のうちに記事を紹介してくださっていました。
KBS「妹尾和夫のパラダイスKYOTO」の番組ページはコチラ
いつも、様々な方をお迎えして、お話を伺う「京都パラ塾」
今日のゲストは、この番組には初登場!
「人財」育成コンサルタント 新谷典子さんにスタジオにお越しいただきました。初登場とは言いましたが、実は過去に当番組とゆかりがあるのだとか。
実は専業主婦だったころ、PTAとしても出演されていたそうです。
今回は、子育て、介護はもちろん、「人財」育成コンサルタントとしての話にも花が咲き、
新谷さんがこだわるこの「人」に「財産」の「財」で「人財」にしているのには、組織で動く人は、駒として動くのでなく、「人は宝である」という思いが、この「人財」という表現になるのだそう^^
これはとっても大事なことですよね☆
新刊『すべてを叶える』の魅力も、存分に紹介してくださいました!
ありがとうございました。
RKK熊本放送「福ミミらじお」で12/18に放送されます
そして、新谷典子さんご出身の熊本では、今日のお昼に「塚原まきこの福ミミらじお」で放送されます!
熊本県の方は、ぜひお聴きくださいね♪
12月18日(金)12:26~
「塚原まきこの福ミミらじお」
読者の皆さまへ、特別プレゼントのお知らせ
書籍『すべてを叶える』ご購入の方へは、この本の中に「出版記念音声ファイルプレゼント」のページがあります。
このたびは特別に、ショートバージョンを公開いたします。
▼画面をクリックしてお聞きください↓↓↓
書籍を購入いただいた方には、書籍内に掲載のQRコードなどから、この音声ファイルのフルバージョン(約20分)をプレゼントいたします。
☆ハッピーに道を拓く夫婦間の聴き方、伝え方
☆二人の素敵な女性に告白された新谷の友人A君が、結婚相手を選んだ決め手とは?
など、気になるナイショ話も収録!
毎日をハッピーに!著者インスタグラムを開設しました
Instagram @norisky18
毎日をハッピーにするために効くヒント、言葉に込めたハッピーエッセンスを公開中。
書籍出版にあわせて、新谷典子秘書室インスタグラムを開設しました。
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