子どもの夢が実現する!?いいことだらけのハッピー習慣
もし、お子さんの才能や魅力があふれだしてくる魔法があったとしたら?
よしみファミリーには、そんな魔法のような習慣があります。
それは「家族全員で、今日のよかったことを毎日5つずつ言い合う」こと。
長男のたいしょうくんが、上手におしゃべりをするようになったある日、父親のあらたさんが突然始めたんだとか。
大人になり離れて暮らすようになった今でも、「今日はこんないいことがあったよ!」と言い合う仲だそうです。
真似してみたいハッピー習慣、ぜひごらんください。
※記事最後の素敵な「3人兄弟メモリアル写真」もチェック!
(1万年堂ライフ編集部より)
【登場人物紹介】
母・よしみ
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一家のアイドル!明るく楽しい性格で、家族をあたたかく包み込む。3人のわんぱく兄弟にも負けない、パワフルお母さん! |
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父・あらた
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一家の大黒柱!経験豊かなアドバイスで家族を明るい方向へ導く。熱血漢で時々怒りっぽいけど、愛情深いお父さん! |
長男・たいしょう
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強くて優しい、みんなの頼れる大将! チャレンジ精神旺盛な頑張り屋で、オールラウンドな才能の持ち主。 |
次男・けんと
(長男と3歳差) |
観察力ピカイチ、しっかり者の次男坊! 空想好きで、ゲームだったら家族の誰にも負けないクリエイタータイプ。 |
三男・あらき
(長男と7歳差) |
誰からも愛される、かわいい末っ子! 好奇心いっぱいで人懐っこく、周りが放っておかない一家の隠し玉。 |
「たこ焼きホンマ美味しかったなぁ…」でOK!
この習慣は、本当にとっても簡単!
どんなことでもいいので「今日のよかったことを5つ言う」すごくシンプルなもの。
「天気がよかった」
「あそこのたこ焼きが美味しかった」
「みんなで遊んだのが楽しかった」
些細なことでも、感じた喜びをそのまま言葉にしてみてください。
今日から始められますよ。
この習慣は、よりよくするポイントが2つあります。
1つ目は、「よかったことが、かぶらないようにする」。
3人兄弟だと、ついつい「よかったこと」が同じになってしまうことも。
そんな時は、できるだけ違う「よかったこと」を言ってもらうようにします。
最後に発表する子は「全部言われたんやけど……」なんていう日もありました。
その場合、「どう同じなのか」を言ってもらう。
単純に、「右に同じ」ではダメなんです。
2つ目は、「いいことが、どうよかったかを説明する」。
ある日、遊びから帰ってきた次男に、夫が「今日はどうやった?」と声をかけました。
すると次男は、ただ「楽しかったー!!」の一言。
それを聞いた夫は
「『楽しい』だけじゃあかんやろ。何が楽しかったかを言え!」
と手厳しいアドバイス。
でも具体的に話をするって、とっても大切。
「よかったこと5つ」を言う時も同じで、自分にとって「何が、どうしてよかったのか」を、きちんと言葉にしてみるのがポイントです。
大丈夫、どんな子でも話すのが好きになる
子どもにとって「よかったこと」を言葉にするのは、そう簡単なことではありません。
どう言葉にしていいか分からなかったり、言葉自体をまだ知らなかったりすることもあります。
ですので、この習慣は、お母さんとお父さんの聞く姿勢がとっても大切。
名インタビュアーになった気持ちで、
「へぇ~!楽しかったね。それからどうしたの?」
「うんうん、よかったね。その時どう思った?」
と、優しく、時間をかけて聞いてみてください。
すると、聞いているほうもどんどん面白くなって、
「わかる、わかる~!」
「それは、お母さんも嬉しいわ!」
と、自然と盛り上がってくるはず。
そして5つ言えた時には、
「5つ言えたね。えらい、えらい!ありがとう」
と一緒に楽しんで、たくさんほめ言葉を掛けたいですね。
「あれは、お父さんに鍛えられたからやと思う」
こんな感じで、筋肉トレーニングのように、この習慣を毎日コツコツと続けた息子たち。
実は、三男は後になって、
「なかなか言葉にできなくて、本当はすごい嫌やってん」
と言っていました。
三男はもともと、あまり論理的なタイプではなく…。でも、よかったことを発表するには「何がよかったか」を常に考えます。
苦手だと思っていたところもぐんぐん力をつけ、気がつけば、すっかりロジカル&クリエイティブ派に。
「あれは、お父さんに鍛えられたからやと思う」
と、今では三男のお墨付き!
嫌なときもあったと思いますが、それが訓練となって、三人兄弟みんな、それぞれの形で表現するのが得意になったのかもしれません。
悪いところより、いいところを見たほうが得やで~
もう一つ、このハッピー習慣が身につくと、「いいところ」に目を向けるのがとっても上手になると思います。
物事を多面的に見られるようになるんですよね。
例えば、
「あの人はこういう悪い面もあるけど、こんなに素晴らしい面もある」
「ひどいと思える人にも、それなりの理由があるのかもしれない」
というように、前向きに受け止められるようになります。
どんなことでも「まず、いいところを見よう!」と考えるのはとても素敵じゃないですか?
大切なのは、家族で楽しく続けられること
今日あったよかったことを、5つ言ってみる。手軽かつ、いいことばかりの素敵な習慣ですよね。
私たちは無意識のうちに、尖った感情や嫌な気持ちをもちながら、人や物事に接してしまいがちです。
「いいところを見よう」と意識的に行動していても、なかなか簡単なことではありません。
ですが、それを練習のように続けることで、筋力を鍛えるように自然と身についていくもの。
初めは難しいかもしれませんが、「この子にとって、こんなことが嬉しかったんだ」「今日はたくさんいいことがあったんだね」と、嬉しい発見も多いでしょう。
もちろん、最初は一つからでも、親御さんが話してみるだけでも構いません。
今日からキラキラ習慣、始めてみましょう!
(From よしみ)
メモリアルフォト
左から、長男の菅生大将くん(菅田将暉さん)、三男の菅生新樹くん、次男の菅生健人くん
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