ズボラ流おせちは家族が喜ばれる物だけでOK!
市販品は高いのに甘すぎる……そんなことを感じる主婦の皆さんも多いのではないでしょうか?そこで、料理研究家のあな吉さんにとっておきのズボラレシピを教えて頂きました!
今回の記事では、いちばんズボラな栗きんとんのレシピを紹介します。
炊飯器とフードプロセッサーで簡単!リメイクスイーツも美味しいので他のおせち料理より少し多めに作ってもいいかもしれません。
おせちで栗きんとんを食べる意味
漢字では「栗金団」と書き、金の団子や金の布団という意味です。お金持ちの象徴のようなものが好まれ、おせち料理として、年の初めに食べられるようになりました。
いちばんズボラな栗きんとんのレシピ
ポイント
甘露煮のシロップだけで十分甘くて美味しいので、水あめや砂糖は使いません!くちなしのカラは硬いので包丁で割るときは気を付けてください。
冷めると固まるので、少しやわらかめに仕上げておくと食べる時に丁度良い固さになります。
材料(3~4人分)
- くちなしの実(乾燥) 1~2個
- さつまいも 300g
- 栗甘露煮 1瓶
- 水 適量
作り方
(1)くちなしの実は包丁でタテ2等分に割り、紙製お茶パックに入れておく
(2)さつまいもは、2cm程度(皮の内側のスジくらい)皮を厚くむく。身は4~6等分の輪切りにし、炊飯器に入れてかぶるぐらい水を注ぐ。(1)を入れて、白米モードで炊飯する。
(3)さつまいもに箸がスッと通るぐらいに柔らかくなったら、崩れないように網やトングで取り出し、熱いうちにフードプロセッサーに入れてなめらかになるまで、ガーッと混ぜる。
(4)栗甘露煮シロップを大さじ2~4、水少々を加え、甘みと固さを調える。
ズボラポイント
冷凍する場合は、この時点で冷凍。大晦日に作る場合は、フードプロセッサーの容器のまま冷蔵庫に入れちゃいましょう!
(5)食べる前に再度フードプロセッサーでガーし、栗を混ぜ込む。
皮は捨てないで!かりんとう風カンタンおやつ
剥いた皮は一口大に切って油でサッと揚げ、砂糖や蜂蜜を絡めると芋かりんとう風になって美味しいです。大掃除のおやつにぜひどうぞ!
リメイクで美味しいスイーツに大変身!
余った栗きんとんは生クリームを混ぜてパンケーキに乗せちゃいましょう!気分はモンブランな洋風スイーツに大変身です。刻んだ栗や黒豆をトッピングするのもオススメ。パンケーキだけでなく、クラッカーに乗せても美味しいですよ。
まとめ
炊飯器とフードプロセッサーを使うので、とっても手軽になめらかで美味しい栗きんとんが作れます。カンタンおやつ、栗きんとん、変身スイーツで3回楽しめちゃう、まさにズボラ料理!甘くて美味しい栗きんとんは子どもウケも抜群です。ぜひ一度作ってみてくださいね。