8月27日に、新刊『HSP!最高のトリセツ』の発刊記念オンラインイベントを開催しました。
講師は著者の高野優さん(マンガ家)。HSPや育児についてのコミカル&ハートフルなトークが大人気です。
本記事では、参加者から寄せられたメッセージに優さんが答える「質問&相談コーナー」の一部を、特別公開します♪
【相談】相手にいい顔をしようとして、疲れてしまいます。。
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51歳、HSPの主婦です。相手にいい顔をしようとしすぎるあまり、自分がヘトヘトに疲れてしまうのが悩みです。
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LINEひとつ返信するにも、文面を何度も練り直すので、すごく時間がかかります。また、職場で仕事を分担したい時も頼むことができず……結局自分ひとりで背負い込んでしまいます。
何か楽になるためのアドバイスをいただけないでしょうか。
【アンサー】自分のことを好いてくれる人に、目を向けてみませんか?
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「嫌われたくない」「波風を立てたくない」って気持ち、とてもわかります。
わたしも平和主義者で、できれば誰とも争わず穏やかに過ごしたいとずーっと思ってきたんですけど……ある時ふと、急に虚しくなっちゃったんです。
相手を気にして「いい人のフリ」をし続けて、一体何が残るんだろう、って。
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「2:6:2の法則」ってご存知ですか? 別名「働きアリの法則」とも呼ばれます。元々は会社組織に関する法則なんですが、人間関係にも通じる部分があって。ぜひとも知っていただきたいです。
どんな組織でも、一生懸命働くのは全体の2割、そこそこに働くのが6割、あんまり働かないのが残りの2割っていう比率があるんですって。どんな世界でも共通のね。
これを人間関係に当てはめてみましょう。
自分に対して好意的な人が2割、どちらでもない人が6割、そしてどうやってもわたしやあなたのことを好きになってくれない人が2割……これはもう動かせない比率です。
そう考えてみると、どう頑張っても自分のことを苦手に思う2割の人と、気持ちをギュウギュウに抑え込んでまで付き合うのってもったいないと思いませんか?
無理して消耗するより、自分のことを好きって言ってくれる2割の人を大事にしたほうがいいんじゃないかなぁ。
それに極端だけど、嫌われたところで命を取られるわけじゃないものね。そう思ったら、わたしは心が軽くなりました。
少しでも楽になるポイントになればと思います!
メッセージありがとうございました。
高野優さんのイベントレポート
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共感の嵐!HSP必読、高野優さんのマンガエッセイ