精神科医・明橋大二先生の最新刊『HSPのためのハッピーアドバイス』で、悩みが楽になったと大好評👏
その中から、職場の人間関係についてのアドバイスを編集部でマンガにしました!
第2回のテーマは「自己否定のループから抜け出す」です。
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連絡の行き違いや、予定の勘違い、数値の間違いなど、どうしても仕事でミスをしてしまうことは誰にでもありますよね。自己否定から抜け出すカギはHSPの「優しさ」にあるようですよ👀
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軽い指摘や注意にすぐに凹んでしまい、しかもそれを引きずってしまうようなことはないでしょうか。
相手からしたら、何気なくその場で思ったことを言っているだけなのに、「自分はもうダメだ……」と否定するような気持ちになり、そんな自分をまた責める。
ちょっとしたことが気になって、何度も何度も繰り返し考えてしまう、さらにそれが自己否定につながって、ネガティブ思考に陥ってしまうことは、本当によくあることだと思います。
99の長所よりも、1の短所が気になってしまう。このような性質を、ネガティビティバイアスと呼びます。欠点に目を向けそれを補おうとすることで、リスクを回避し、社会に適応しようとする生存本能です。
人はポジティブな情報よりネガティブな情報のほうが記憶に残りやすいのです。
それでも自分が言われたときは落ち込んでしまって、プラスに考えることが難しいでしょう。このようなとき、1つイメージしてもらいたいことがあります。
自分の目の前の人が同じことを言われて、ひどく落ち込んで自己否定をしていたとき、あなたならどのように声をかけますか?
「ダメなんかじゃない、あなたにはもっと良いところがあるよ」
「ちょっと言われてしまっただけで、自分の全部を否定する必要は全然ないよ」
そんな優しい言葉が浮かんできたのではないでしょうか。
HSPは他人を思いやり、他人に優しい特徴があります。しかし、なかなか自分のことは大事にすることができません。
同じような人にどう声をかけるか考えると、自分がそこまで傷つく必要があるのか冷静に見つめ直すことができると思います。
そしてぜひ、自分自身にも、その優しい言葉をかけてあげてほしいのです。
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「今日はダメだったなぁ」と思う日も、なにかできたことが1つはあるはず。ネガティブな面だけでなく、ポジティブな面も探していく練習をしていくのがHSPさんに向いているのではないかと思いました。
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