肌がきれいになりたい
ニキビをなんとかしたい
このホクロって大丈夫?
お肌トラブルの悩みは、年齢や男女を問わず、いろいろと出てくるものですよね。
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今回は、この本の2部「アンチエイジングのためのスキンケア」の中から、キレイなお肌が作られる「食事」についてのアドバイスをご紹介します。
キレイなお肌は「和食」で作られる
不老長寿の秘訣は、一に運動、二に食事です。そこで質問です。人類誕生以来、最高の食事は、いつの時代の、どこの国の食事でしょうか。
正解は、昭和50年代の日本食です。和食は世界に誇れる長寿食であり、ユネスコ無形文化遺産に登録されています。昭和50年というと、野菜、大豆、魚を中心とした古来の日本食にプラスして、欧米から肉が入ってきた時期です。それ以前の食事は、たんぱく質が不足していました。肉がちょっと加わったことにより、バランスの取れた理想の食事になったのです。
昭和60年以降は、逆に肉の取りすぎとなり、加工食品、ファストフード、お菓子など、それまでになかった物が加わり、和食のよさが陰を潜めるようになりました。
七色の野菜を食べましょう
ビタミンA、C、Eをはじめとした、老化を遅らせる物質がたくさん発見されていますが、そのほとんどが野菜と果物に含まれています。年を取りたくなかったら、野菜をムシャムシャ食べましょう。
健康番組で、トマトがいいと言っていたり、パプリカが取り上げられたりすると、「一体何を食べればいちばんいいの?」と疑問になるでしょう。正解は、「何を食べれば」でなく、「何でも食べる」のがいちばんよいのです。
私の学生時代、行きつけの食堂の野菜炒め定食が、どう見ても「もやし炒め定食」なのです。偏ってはいけません。色によって栄養素が分かれます。
赤(トマト、イチゴ)、オレンジ(ニンジン、カボチャ)、黄(レモン)、薄い緑(キャベツ、ハクサイ)、濃い緑(ホウレンソウ)、青(ブドウ)、紫(ナス)。虹を目安に、七色の食材を食べましょう。
この他の内容を紹介します!
『あんしん健康ナビ 皮ふと健康 おトク情報』の2部「アンチエイジングのためのスキンケア」には、他にも以下の内容が紹介されています。盛りだくさんです!
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- キレイなお肌は「和食」で作られる
- 七色の野菜を食べましょう
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皮膚科専門医が伝えたい、お得な情報満載の一冊ですので、ぜひ手にとって、家族みんなのお肌トラブルを解決していただければと思います。