日本で一番有名な国語辞典といえば…??
やはり『広辞苑』でしょう。日本人なら誰でも、その存在を知ってますよね。
2018年1月、岩波書店が、十年ぶりに改訂した『広辞苑』を発売しました。
「婚活」や「ブラック企業」など、今回の発売の十年前には普及していなかった言葉が新たに収録されたということで、ニュースでも取り上げられていましたね。
「でも、これだけスマホとかタブレットとかパソコンが便利になって、何でもすぐにネットで調べられる時代に、紙の辞書って必要なの?」
「う~ん、けれど、ネットで調べる派の子どもよりも、紙の辞書で調べる派の子どものほうが、成績が伸びそうなイメージ…。 実際、どっちが良いの??」
小学生や中学生、高校生のお子さんのいる家庭なら、子どもにどんな勉強道具を与えるべきか、悩みますよね。今回は、そんな疑問にお答えしましょう。
「紙の辞書で調べる派」と「ネットで調べる派」、子どもにどっちを勧めるべき?
3月や4月になると、本屋さんの入ってすぐのところには、よく「辞書コーナー」が設置されます。国語辞典、漢字辞典、英和辞典…、さまざまな種類の辞書が、並べられますね。
「うちの孫が今度、中学生になるから、入学祝いに辞書を買ってやろう」と思われる祖父母の皆さんも多いでしょう。
現在子育て中のお母さん・お父さんたちは、「自分らの子ども時代は、ちょうど紙の辞書から電子辞書に移り変わってたころだったなぁ」という世代かもしれません。
そして現代は、電子辞書よりもさらに便利なスマホ、タブレット、パソコンなどの、インターネット機器の時代。
「中学生・高校生の90%以上が、勉強のためにスマホを使っている」という調査結果もあります。
使い方としては、「分からない単語の意味を検索して調べる」「分からない問題の解き方を解説している、YouTube動画などを見る」などが多いようです。
「こんな時代に、紙の辞書なんて時代遅れ?」
「それとも、やっぱり紙の辞書を使う子のほうが成績が上がる?」
さて、「紙の辞書で調べる派」と、「ネットで調べる派」。子どもに、どっちの勉強法を勧めるべきか…悩ましいところだと思いますが、ちょっと、その前に。
子どものタイプに合わない勉強法は、逆効果です
勉強の「方法」や「形」を話題にする以前に、まず知っていただきたい大切なことがあります。それは、
“子どもは一人一人、「持って生まれたもの」が違う。”
ということです。
体質、才能、性格、好き嫌い、向き・不向き、得意分野・苦手分野。
同じ両親から生まれた兄弟姉妹であっても、みんな一人一人、「持って生まれたもの」が違いますよね?
そうした子ども一人一人の個性に応じて、「その子に合っている勉強法」も、やはり一人一人違ってくるのです。
これは子育てのことだけに限らず、たとえば医療でも「応病与薬(おうびょうよやく)」という言葉があるように、患者さん一人一人の状態に応じて、与える薬も変わってきます。
「健康になりたい」という「目的」は同じでも、
「血圧が高すぎて困っている」という患者さんと、
「血圧が低すぎて困っている」という患者さんとでは、
健康になるための「方法」「手段」「形」「スタイル」は全く違いますよね?
低血圧の人に「ますます血圧を下げる薬」を与えてしまうと、その薬を飲めば飲むほど余計に体を悪くしてしまいます。
せっかく「健康になりたい」という目的をもって薬を与えても、「その人に合っていない手段」だと、残念ながら逆効果になってしまう場合もあるのです。
同じように、「子どもに、しっかり成長してもらいたい」という「目的」は同じでも、そのための「方法」「手段」「形」「スタイル」は、一人一人違います。
「お姉ちゃんは、いつも自分から宿題をテキパキやっていたのに、どうして、この子は…」
「◯◯さんの家の△△くんは、あんなに優秀なのに、なんでウチの子は…」
と、我が子の成長を心配するあまり、どうしても兄弟姉妹と比べたり、友達と比べたりしてしまいがちだと思います。
でも、「その子は、その子」であって、「他の子」には、なれません。
じゃあ、どうすればいいの?ということですが、大切なのは、その子のタイプ・適性をよく知って、そのうえで、その子に合ったスタイルの勉強法を身につけさせていくことです。
次は「動体視力と静体視力」に注目して、子どものタイプの見分け方を、学んでみましょう!
タイプの見分け方①読書好きか、運動好きか
それでは、こちらの家庭の例を通して見てみましょう。
姉・直美ちゃん(小学6年生)は、読書が大好き。
幼いころから、絵本や童話をよく読んでいました。好きな本は何十回でも繰り返し読み、登場人物のセリフをほとんど暗記してしまうほど。
最近はライトノベル(通称「ラノベ」と呼ばれる)にハマっている様子。お気に入りの作家の長編シリーズを、第1巻から順番に読み進めているようです。
弟・翔太くん(小学4年生)は、運動が大好き。
学校の休み時間や体育の時間には、元気よく走り回っています。
ゲームも大好きで、夢中になりすぎることも、しばしば。よくお母さんから「もう、やめなさい!さっさとお風呂入りなさい!」と小言を言われています。
夜遅くや、朝早くに慌てて宿題をしていたり、結局宿題が終わらないまま学校へ行ったり…。
お母さんは 「ハァ…。テストの点数も低いし、もう、ゲーム機をしばらく取り上げようか」と、頭を悩ませています。
このような場合、お母さんが心配するのは、ごもっともですね。けれど、必ずしも
「ゲーム = 悪」では、ありません。
もちろん、極端なゲーム依存は心配ですが、その子がそれだけゲームにハマるのには、理由があります。
「ゲーム」といっても、いろいろな種類があります。
まず、お子さんがどんなゲームを好んでいるのか、よく観察してみませんか?
お子さんがハマっているゲームの「内容」は、どのようなものですか?
また、ゲームをしているときのお子さんの表情、目の動き、手の動きなどは、どんな様子ですか?
「え? そう言われても…」 という親御さんは、ぜひ一度、「じぃ~っ」と、よくよく観察してみましょう。そこに、意外なヒントがあるかもしれません。
タイプの見分け方②熱中しているゲームの種類は何系?
アクション系、レース系=動体視力が優れている
ゲームにも、いろいろな種類があります。
特に、子どもが「うりゃー、おりゃー!」などと興奮して叫びながら熱中するのが、『スーパーマリオ』などに代表されるアクション系ゲームや、『マリオカート』などに代表されるレース系ゲームです。
画面の中で、敵や味方がスピード感ある動きで入り乱れるような、スポーツ的な要素が魅力なのです。
また、『太鼓の達人』などに代表される音楽演奏系ゲームもあります。
これらのゲームに熱中しているときの子どもは、まばたきも惜しむようにして画面を凝視し、両手の指を、目にも止まらぬ速さで動かしています。
こうした、反射神経や瞬発力が試される種類のゲームを好む子は、どちらかというと「動体視力」が発達している傾向が考えられます。
このような子は、体を動かすのが好きならば、球技などのスポーツも好きな場合が多いでしょう。「素早く動くモノ」を目で捕らえ、それに反応して自分の体を動かすのが得意で、好き、という傾向があるのです。
昔のプロ野球の名バッターが、打席での心境を「ボールが止まって見えた」と語った、と言われる伝説は有名ですね。
動体視力の優れている人の目には、相手ピッチャーが「打たせまい」と必死に投げてくる猛スピードのボールも、まるでゴルフのように「止まっている球を打つような感覚」で見えるわけです。
ロール・プレイング系=静体視力が優れている
一方で、『ドラゴンクエスト』『ファイナルファンタジー』などに代表されるロール・プレイング・ゲーム(通称「RPG」と呼ばれる)という種類のゲームがあります。
ロール(役割)・プレイング(演じる)・ゲームは、その名の通り「自分が物語の主人公になって冒険をする」という、ストーリー的な要素を魅力としています。
こうしたゲームをやっている最中の子どもは、上記で紹介したアクション系などのゲームの時に比べると、さほど激しい指の動きではないと思います。そして、
「うーん、次はどうしようかなぁ」などとブツブツつぶやきながら、ときどき間を置いて「考える時間」を取っている場合が多いと思います。
つまり、このような子は「瞬時に反応すること」よりも、「じっくり時間をかけて考えること」「計画を立てること」「作戦を練ること」などが得意で、好き、という傾向があるのです。
こうした、「間を取りながら考える」ゲームを好む子は、どちらかというと「静体視力」が発達していると考えられます。
このような子は、将棋や碁なども好きな場合が多いでしょう。
また、幼い頃、ぬいぐるみや人形をいくつか持たせておけば、それらを「登場人物」にして、ままごと遊びのようなことを延々と楽しんでいたかもしれません。
ぬいぐるみや人形などの「動くわけでも、しゃべるわけでもないモノ」に、セリフや動きを与えるのが、楽しくて仕方ないわけですね。ストーリーを自分の頭で考えることや、「脚本家」や「映画監督」みたいな立場が好きなのです。
ちなみに、直木賞など日本の主要な文学賞を数多く受賞している人気小説家・宮部みゆきさんはロール・プレイング系のゲームが大好きだそうで、『R.P.G.』というタイトルの小説を書いているほどです。
また、デジタル機器のゲームと並んで子どもに人気のあるゲームで、「トレーディングカード」(通称「トレカ」と呼ばれる)というものがあります。
『遊戯王デュエルモンスターズ』などに代表される、カードを出し合って戦うゲームです。筆者が子ども時代を過ごした1990年代頃も、『ビックリマン』などのトレカはあったのですが、現代は、その時代とは比較にならないほど、トレカの種類や内容は充実しています。
大手の古本チェーン店などに行きますと、デジタル機器のゲーム機やゲームソフトが並んでいるコーナーの隣あたりに、トレカの陳列棚コーナーがあります。
そして、陳列棚の横には、トレカゲームをその場でやりたい人たちのためのテーブルもたくさん並んでいて、子どもや、10代、さらに20代以上の大人たちも夢中でトレカバトルをやっているのを、よく見かけます。
この「トレカ」に夢中になる子は、やはり「反射神経」よりも「熟慮」を得意とする傾向が感じられます。
静体視力の優れている人の目には、将棋盤の上の駒や、碁盤の上の碁石、あるいは、ぬいぐるみや人形、それにカードなどの「動かないモノ」が、まるで生き生きと命や心を持って動いているように見えて、それが面白くて仕方ないのです。
以上、ここまで、
動体視力の優れている人の目には、動いているモノが止まって見える。
静体視力の優れている人の目には、止まっているモノが動いて見える。
という説明でした。
宿題が10分も続かない子は、スマホ勉強法も効果的
では、先ほどの姉・直美ちゃんと、弟・翔太くんの例を、さらに詳しく見ていきましょう。
マンガなら読むけれど、字ばっかりの本は苦手な翔太くん。漢字の練習の宿題も、10分も続けていると「うあ~、もう、目が疲れたー。頭がイテ~。もう、ねむい~」と言い始めます。
翔太くんは、動体視力は発達していますが、「止まっているモノ」を見るのが苦手なようです。
紙の上に字がズラズラ並んでいるのを見るだけで、イヤになるんですね。「動かないモノ」なんて、退屈で退屈で仕方ないのです。
こういう子には、紙の辞書をせっかく買い与えても、「いつまでも新品の状態のまま、まるっきり使われずに、ずーっとホコリをかぶっている」となる可能性が高いでしょう。
逆に、スマホやタブレットを使いこなすのは上手な傾向があります。
「自分の指の動きに合わせて、画面が動く」というのが快感なのです。「操る」「操作する」のが好きなんですね。
「本のページを開く」よりも、「機械を操作する」というスタイルが合っているようです。
たとえば大人がクルマを選ぶ場合などでも、「オートマ車なんて退屈だぜ。クラッチのあるマニュアル車が好き」と言って、両手両足を器用に使ってクルマを操るのを好む人、いますよね? ああいう感覚です。
スマホで勉強するときの注意点
ただ、スマホやタブレットなどのインターネット機器を辞書代わりに使う場合は、注意も必要です。
特に中学生や高校生になると、友達との電話やメールのやり取り、SNSなどを、毎日頻繁にやる人が多いでしょう。
その場合、勉強中の手元にスマホやタブレットなどがあると、電話やメールやSNSばっかりが気になって、ちっとも勉強に集中できない、ということがよく起こると思います。
また、「分からない単語の意味を調べよう」「分からない問題の解き方の動画を見よう」と思ってネット検索したはずなのに、いつの間にやら勉強とは全く関係のないサイトばっかり眺めていて、「あちゃー、宿題が全然進んでないのに、関係ない動画を2時間も見てしまった!」ということが、いくらでも起こります。
そのようにならないようにするには、「今から30分間だけは集中する!」と決めて、スマホもタブレットも電源を切って、手の届かない所に置いておく、など、メリハリをつけることが大切です。
便利すぎる道具に振り回されないように、「道具を遠ざける時間」を作る工夫も、必要ですね。
紙の辞書には、ネット検索にはない長所と魅力が!
一方、字ばっかりの本を読むのが大好きな直美ちゃん。こういう子には、ぜひ、紙の辞書を使わせるのがよいでしょう。
本好きな子にとっては、「本を手に取った時に、本の重さを感じること」が、すでに快感なのです。
表紙やページが指に触れる感触、ページの紙と紙がこすれるときの、かすかな「カサッ」という音、 紙やインクの匂い、本を閉じるときの「パフッ」という音や、そのときに発生する、ほんのわずかな空気の流れや、本を本棚に戻すときの「コトッ」という音など…。
それら、何気ない一つ一つが、幼い頃から無意識のうちに「快感」として体に染み込んでいるのです。
「本」という存在そのものが、友達であり、仲間であり、家族であり、「自分の一部」なのです。断然、こういう子には、紙の辞書がオススメですね。
辞書のページをめくること自体が楽しい、調べ物をして新しい知識が増えるのも楽しい、そうやって勉強が進んで成績も良くなれば、それもまた嬉しい。
こういう子は、わざわざ周りの大人が「勉強しなさい」と言わなくても、自分から好んで勉強します。 大人からの押しつけではない、最も理想的な「勉強」ですね。
紙の辞書の利点としては、
- 自分で線を引ける。
- 余白にメモ書きができる。
- 付箋を貼れる。
などの特長があります。 1年、2年と使い続けるうちに、「マイ辞書」として愛着も湧きます。
さらにレベルアップすれば、複数の辞書を見比べることによって、
「同じ言葉でも、A出版社の辞書とB出版社の辞書では、説明の仕方が微妙に違う!」と気づいて、それもまた新鮮な発見となるでしょう。
やっぱり紙の辞書はイイ!!
或る教育大学の附属小学校で、筆者がゲストティーチャーを務めた時のこと。
その日の授業は「ことば」という単元で、国語の発展編のような時間だったのですが、5年生の2つのクラスが合同で、図書室で授業が行われました。
図書室なので、いろんな辞書が本棚にズラッと並んでいます。子どもたちは調べ学習の時間、それらの辞書をバリバリ使って調べ物をしていました。
その姿を見て、「やっぱり紙の辞書に親しむのはイイ!!」 と、私は確信しました。
小学生時代から「辞書で調べ物をする」という習慣が身についているのは、すごくいいですね。
紙の辞書の、デジタル機器と比べての利点は、
- 目の疲れの負担が少ない。
- ネットの辞書サイトのように、ページ内に広告がデカデカと表示されることもなく、集中力が邪魔されない。
なども挙げられると思います。
また、例えば「トンボって、漢字でどう書くんだろう?」と国語辞典を開くと、「トンボ」の近くに「トンビ」が載っていて、ついでにそちらも目に入ります。すると、「ふぅーん、トンビって、こんな特徴の鳥なんだ!」と勉強になります。
あるいは「英語でドラゴンって、つづりはどう書くんだろう?」と英和辞典を開くと、「dragon」の近くに「dragonfly」が載っているのが目に入り、「へえ〜、トンボは英語でドラゴンフライって言うのか!」 と勉強になったりと、「いつの間にか自然と知識が増えていく」というのも、大きな利点です。
このように、いくらデジタル機器の発達めざましい時代とはいえ、たくさんの長所と魅力を持っている「紙の辞書」。 ぜひ、活用していただきたいと思います。
夢中になって勉強するきっかけは、「図鑑」
「う~ん、そりゃあ、直美ちゃんタイプみたいな子は良いけどさ。翔太くんタイプのウチの子には、紙の辞書は絶望的なの?」
と心配されるかもしれませんが、 決して絶望することはありません。
いきなり「辞書」だとハードルの高そうな子には、まず「図鑑」がオススメです。
虫が好きな子には昆虫図鑑、釣りが好きな子には魚図鑑、動物好きなら動物図鑑、あるいは、その子の興味に応じて 恐竜図鑑、鉄道図鑑、天体図鑑、もしくは、特撮ヒーロー図鑑や、アニメキャラ図鑑、モンスター集め系ゲームのモンスターキャラ図鑑などもいいでしょう。
まずは、その子が興味を持つ分野の図鑑から、「書物で調べ物をする」という習慣をつけていくといいですね。
「本のページをめくって、新しい知識が増えて、自分の好きな分野についてますます詳しくなる」 という楽しみが習慣化したら、必ず、勉強の習慣化にもプラスとなります。
そのように図鑑を持たせる場合は、子どもの年齢や学力に応じて、できれば漢字に「読み仮名」が多く付いているものを選ぶのが良いです。
直美ちゃんタイプの子なら、読めない字を見つけたら、「えっ、この字、何て読むの?調べてみよう!」と好奇心を刺激して、それがプラスになる場合も多いですが、
翔太くんタイプの子は、読めない字がページ内に2つも3つも出てきた時点で、「なんだよ、この本。もう、読むの、や~めた」と、なりがちだからです。
子どもから発見することを、日々の楽しみに
いかがだったでしょうか。
「動体視力の優れている人の目には、動いているモノが止まって見える。
静体視力の優れている人の目には、止まっているモノが動いて見える。」
こういう特徴が分かれば、「うちの子には、どういう勉強スタイルが合っているのか」、 だんだん見えてくるのではないでしょうか。参考になれば幸いです。
なお、この記事では、話を分かりやすくするために「直美ちゃんと翔太くん」という対照的な2人のキャラに登場してもらっています。
が、もちろんこれは「そのような傾向が、よく見られる」ということであって、「こういう特徴の子は、必ず、こうだ!」と決めつけているわけではありません。
「直美ちゃんと翔太くんの中間ぐらい」という特徴を持っている子もいれば、「どちらにも当てはまらない」という特徴を持っている子もいると思います。一人一人、千差万別ですので、その特徴を理解するには、とにかく「子どもをよく観察すること」です。
子どもは、いろんなヒントを日々与えてくれているはずです。 それを発見するのを楽しむ気持ちで、お子さんとの時間を過ごしていただきたいと念じます。
まとめ
- 「紙の辞書で調べる派」と「ネットで調べる派」。どちらがいいというものではなく、それぞれに、たくさんの利点があります。子どものタイプに合わせた勉強法が、才能を伸ばすきっかけに。
- タイプを見分けるキーワードは、「動体視力」と「静体視力」。お子さんが優れているのは、どっち?
- タイプ別といっても、子どもの個性は千差万別です。子どもが与えてくれる、毎日のヒントの発見を楽しむ気持ちを大切に。
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