古典の名著『歎異抄』が、今、私たちに教えてくれるものは何か。大ヒットアニメ「なぜ生きる」シリーズ、待望の第2弾!
「善人なおもって往生を遂ぐ、いわんや悪人をや」という一文で知られる、古典文学の名著『歎異抄(たんにしょう)』は、司馬遼太郎や遠藤周作、西田幾多郎など著名な文化人や哲学者らの愛読書として知られ、現代にいたるまで読みつがれる永遠のベストセラーです。
『歎異抄』の著者といわれる唯円が、親鸞聖人と出会い、仲間たちと共に迷い悩みながら成長する姿を描くのが本作「歎異抄をひらく」です。
大ヒットアニメ「なぜ生きる」シリーズ第2弾となる本作では、「なぜ生きる」で提示された「無常なこの世をどう生きるべきか?」の答えが描かれています。
大震災や不条理な事件が頻発し、格差が広がる現代社会。親鸞聖人の「この世は、人の力ではどうにもならんことばかり」という言葉が、800年という時空を超えて、私たちの心に痛切に突き刺さる“いま”だからこそ、すべての人に見てほしい歴史アニメが誕生しました。
豪華声優陣も出演
石坂浩二演じる親鸞聖人、増田俊樹演じる唯円をはじめ、細谷佳正(壮賢役)、本泉莉奈(アサ役)、市来光弘(権八役)、三木眞一郎(慧信房役)、白井悠介(燈念役)、伊藤健太郎(明法房役)らが、声優として出演しています。
全国で大反響
これまで全国46館で上映され、TOHOシネマズ高岡(富山県)では驚異の38週のロングランを記録しました!
特典映像付き!
特典映像には、石坂浩二(親鸞聖人の声)がシネマート新宿で行った舞台挨拶と、『人は、なぜ、歎異抄に魅了されるのか』の著者・伊藤健太郎がTOHOシネマズ高岡で行ったトークイベントの映像を収録しています。
【ストーリー】
鎌倉時代、1200年代前半。
貧しい農家に生まれながらも賢く利発な平次郎は、ある日、親鸞聖人と出会い、多くを学び成長していく。
やがて京に戻った親鸞聖人を追って故郷を離れた平次郎は、「唯円」という名を授かり、仲間たちとともに親鸞聖人のもとで仏教を学ぶ。
そんな中、かつての友人が苦境に立たされていると知った唯円は、なにもできない自分への無力感にとらわれ苦悩する。
なぜ、善人よりも悪人が救われるのか? 人は、なぜ生きるのか?
「すべての人間が悪人であり、救われるために条件はない」という親鸞聖人の言葉の真意が、解き明かされていく――。
「歎異抄をひらく」映画公式サイトはこちら